iPhone本、たくさん出ていますね。
今回、iPhone Style Book OS 3.0対応版 の編集・執筆をされた丸山氏と会う機会を得たのでお話してきました。
この本、私がこれまで見てきたiPhone本と少し違います。率直に言うとかなりの時間iPhoneを触っている私でも「おおっ」と思わせる情報満載かつ、ぐいぐいと読ませる文章が好きでした。寝る前やトイレでじっくりと読みたい本なんです。目次を見て、使い方→アプリ紹介という単純な構成でないことも読者の興味を引きますね。
iPhoneアプリにしか興味が無いとはいえ、私が読んで「最後までちゃんと読みたい」と思わせたiPhone本ってそんなに無いと思います。
この本のリンクはこちら
iPhone Style Book OS 3.0対応版 <対応機種iPhone 3GS/iPhone 3G/iPod touch>
iPhone Style Book OS 3.0対応版
丸山氏はiPhone 3Gの発売される1年前からiPhoneを使用されている、iPhone暦2年以上の大ベテランです。iPhone関連本の出版も、iPhone 3G Style Book for Mac OS X & Windows
とiPhone Fan Book US仕様対応版に続きこれで3冊目です。iPhoneをすみずみまで知っている方と言っても過言ではないでしょう。
本書を書くにあたって、ファームウェアのアップデートでも常に進化し別物になるiPhone。合わせてエンドユーザーは増加しているものの、スマートフォンへの抵抗はまだまだあり、そこをうまく取り払いたいという気持ちで書いています。
(ここから先はインタビュー内容。)
「通信費節約のテクニック。Skype&Wi-Fiで無料通話」「イヤホンやヘッドセット、iPhoneとのベストマッチ」などシーンやテーマ別の紹介にこだわっている。執筆者との打ち合わせの中でも「シチュエーション最優先」を何度も伝えた。
AppBank 読み込んでいきたくなるような力の入った内容ですよね。
個別の話になるが、最も力を入れたのは、カレンダーをどう使い込むかの部分。Google Syncとの連携の解説にはこだわっている。運用をどうするかまでしっかりと書いた。OutlookとGoogle Calenderの連携、つまりOutlookとiPhoneにまで連動できるティップスも収録した。
一番のこだわりはiPhoneアプリ
テーマに応じてアプリでできること、標準機能でできることを教えてくれるのがうれしい。
アプリを入れることによって自分のスタイルに合ったiPhoneになる。しかし、iPhoneをDLするのは怖いし、iTunesでは探しきれない。本書では、最初にiPhoneアプリを選ぶ基準となるiPhoneアプリ200個を選定した。どれも使って満足するものを用意した。
「お金をかけて納得のいく有料アプリ」を選定の基準にしていので有料無料版で違いが分かるよう、見出しに違いを入れた。
また、初心者が学ぶといった構成ではなく、こういう場合に使えるアプリといったテーマ別に紹介をしている。「生活のワンシーンでふとひっかかるようなニッチアプリ(その人には必須)アプリ」やところどころマニアックだがこれは外せないといったトライ記事もあり、読み応えがあると思っている。
iPhoneを使いこなすための一冊として
楽しく読めることや、分量を多くしてつまっている感、お得感を得てもらえるようにした。また、本を開いたまま読んでもらえるように、ちょっと高いけど1ページずつ接着剤で止める綴じ方を選択した。
appbank読者プレゼント
丸山氏より、appbankを読んでいる読者様5名にiPhone Style Bookをプレゼントしていただきました。希望される方は「appbankのiPhone StyleBook記事見た」と件名に書いて
iPhone.Style.Book@gmail.com
までご応募ください。当選の発表は発送をもって替えさせてさせていただきます。
iPhone初心者から上級者まで、幅広く楽しめる良書だと私は思います。
参考