日本語辞典、大辞林(三省堂)です。
最高のiPhoneアプリは?と問われれば、このアプリ所有者のほぼ全員が「物書堂が開発した大辞林」と答えるのではないかと思います。
得たことの無い体感をくれるアプリです。ご紹介します。
大辞林 (物書堂) iPhone Reference Application
大辞林、まずはインデックスから、
不思議なインデックスですね。おもむろにタップ。
大量の言葉がしきつめられていますね。
収録されている約25万5千語「すべて」が表示されているのでしょう。
辞書を1枚ずつ並べたかのような広大さですね。気になる言葉があればタップしていきましょう。
私は季語が気になったので季語から、夏の季語を眺めてみます。
「熱風」縦読みって安心するのだなって気付く。
文字をなぞると 、瞬時に「高音」へ。
これが、全iPhoneオーナーを驚愕の渦に落とし込んだ物書堂のなぞり検索だ。早いなぁ。もっかいやりたくなる。文中にある「低音」をタップすると、これまた瞬時に「低音」へ。iPhoneってこんなに処理早かったっけ??すいすいいくぞ。
大辞林の検索に移ろう、早いのは当然。完全一致検索による精度補完と後方検索も用意されていることも大きなポイント。
特に後方検索は思いも寄らなかった結果が表示されるので、ただただ「おもしろい」
ブックマークへ、自分の好きな言葉、自分に定着させたい言葉が並んでいく。
ブックマークの方法は、各語彙解説ページ右上にある”+”アイコンをタップだ。
最後に設定への移動方法。インデックス最上部の「大辞林について」から設定に移動することができる。
大辞林の最大の特徴は、語句解説画面が読みやすい点にある。このページが美しいからこそ、なぞり検索や、大量の文中リンクをどんどん読み進めたくなってくる。もちろん処理や表現力も素晴らしく、この「読み進める感覚」は辞書を凌駕していると思う。
そして、読みやすさを覚えているからこそのインデックスと後方検索だ。目に頭に気持ち良く入るから、新たな発見を得る度に「次はどんな言葉があるのだろう」と潜在的にタップが進むことになる。俗っぽい言い方だが、tumblrでentrypostmanがダッシュボードを読み続ける様に非常に似ている。
解説はこれくらいにして。
知らない日本語を見つける喜びを、ぜひ共感していただきたいと思います。
- 販売会社:大辞林 | iPhone | 物書堂
- 参考価格:2500円
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