パノラマ界で精力的に活躍されている二宮様のQTVR Diaryとの企画が今日から本格的に始まります。
今回はPangea VR、えっ?!あのpangeaってゲームだけじゃなくってこんなの出してたの?って思ったのですが、パンゲアのサイトを見ると、本気でパノラマばっかりやっている会社でもあるのです。
専門家の方から教えてもらえる情報はやっぱりいいですね。私も読んでいて楽しいです。
それでは二宮さんのアプリ紹介をお読みください!
ここからはQTVR二宮さんによるPangea VR解説!!
その第1弾は、言わずと知れた「PangeaVR」です。
iPhone3Gのリリースと同時に発表されたこのアプリは、iPhoneの魅力を人に伝えるのに大きな役割を果たしたツールでした。
iPhone/iPod Touchの基本動作である「タップ」や「フリック」で上下左右360°のパノラマ空間をグリグリ動かせるようにしたことで、iPhone3Gの魅力を十分に引き出したことは間違いありません。
また、本体を回転させてもパノラマムービーの向きが変わらないのは重力センサーの使用によるものですが、この機能も「人に見せたくなる」衝動に駆り立てる一因となりました。
このアプリのキモは、世界中の風景を360°全方位パノラマVRムービーとして見ることが出来ることです。
このアプリがリリースされる約1ヶ月程前に、複数のパノラマ系メーリングリストにPangeaSoftware社から、アプリの宣伝とコンテンツ提供依頼の案内が掲載されました。
これらのMLには世界中の一線で活躍する著名なパノラマクリエイター達が参加していて、彼らがこぞって参加表明をしたおかげで、iPhone3Gリリースと同時にPangeaVRも発表することが出来、さらにその時点では多くのポートフォリオがリストできたわけです。ボク自身もリリース直後に作品を提供させていただきました。今では14組の日本人クリエイターが参加されています。そしてボク自身のポートフォリオは、「VR Podcast」というボクが配信しているパノラマPodcastのスピンアウトとして常に新しいコンテンツが更新されています。
ただ、余りの反響の多さに、開発元の実務が滞るほどにまでなってしまいました。あの当時、PangeaVRが一瞬だけ有料になったことを覚えてらっしゃいますでしょうか?(AppStoreのコメントにもそのような内容が記述されてますね)
ココでは紙面が限られているので割愛しますが、iPhoneアプリというマーケットも無い状態で爆発的なダウンロード数が生じると、どのような事態になるのか…事の顛末は、その当時ブログで書き記しましたので、そちらを参考にして頂けたらと思います(リンク)。
さて、実際の使用方法は、映像で見て頂いた方が良いでしょう。アプリの操作方法を一通り載せてあります(8分以上もあります)。
詳しい解説は、拙ブログ「QTVR Diary」をご覧下さい。
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