セカイカメラを使っているところを動画で撮ってきました。
また、トンチドットの井口氏と赤松先生にも再度お話させてもらったのでお読みください。
これまでのエントリ
Sekai Camera – セカイカメラ 世界初お披露目 | AppBank
Sekai Camera Hands On – セカイカメラを触ったよ。 | AppBank
ekai Camera rooms part1 2009/2/18
Sekai Camera rooms part2 2009/2/18
Sekai Camera セカイカメラ rooms part3 2009/2/18
セカイカメラについて井口社長と赤松先生と話をすることができたので下に覚えていることをまとめます。
セカイカメラのリリース後のロードマップ
井口氏より、リリース時のセカイカメラは現在想定しているゴールから5%ほどの実現度で世の中に出る。絶対座標だけではない、相対座標に基づいた世界を演出することも近いうちに実現できそう、モンハンの対戦のようなイメージ。同じ端末を持っている人同士でカメラを通して互いの情報を知る。
赤松氏より、世の中の技術の変化に応じてセカイカメラが実現する世界を段階的に進化させていきたい。見せる世界は技術に応じて変化できるように作っていく。
リリース時のセカイカメラについて
現在セカイカメラにおいてエアタグ情報として投稿している情報はX座標とY座標に基づいたテキスト、写真、音声ファイル。Z座標はとっていない。向きの特定は現在はしていない。
今回、会場内の位置特定にはクウジット社のWifi技術を使って実現している。外に出た時にはGPSも使える。誤差は5~10m以内。
セカイカメラを持っているユーザー同士は目に見える仮想現実でチャットができる。
同じ空間内にいる人に対して「シャウト」する機能がついていました。リアルタイムで同じ場所にいるセカイカメラユーザーに対してユーザーネーム付きでメッセージを発信する機能です。メッセージは発信後消えます。目の前で文字が行き交っては消えるのです。
赤松氏いわく、秒速1mとかのスピード設定もできるようにして、メッセージ発信後自分で走って10m先でキャッチできるようにすることも実現できそうとのこと。夢がふくらみます。
赤松氏と雑談していたのですが、位置情報に基づいたエアタグ情報のAPIを公開して他アプリをどんどん開発してもらうのは面白いのでは?と質問したところ、それはぜひやりたいとのこと。Google Mapsにエアタグ表示するだけでなく、カメラビューも使えるのでこの人の足取りはこうです。といったトラッキングアプリを作ることもできそうなど話が弾みました。
今回の展示はRoomsから打診があって始まった。TC50などの情報を見て興味を持ったのではないかとのことです。
思い出すこともいろいろあると思うので質問のある方はコメント欄または、twitter に@質問お願いします。動画設置後しばらく移動するので、twitterの方が足が早いです。
よろしくお願いします。