「ボードゲームと言えばモノポリーであり、モノポリーとはボードゲームである。」尊敬している偉人がたまに使う美しい表現の一つです。
ということで、世界最強のボードゲーム、モノポリーが世界最強のゲーム会社Electronic Artsの手によってリリースされましたね。あのころみんなと大興奮してやった利殖・土地転がし、ごくつぶしと言われてもしょうがない立ち退き要求を、この極悪デバイスであるiPhoneを使ってできるとなると、幼い頃のあの気持ちがたぎるってものです。
モノポリー自体に熱中性、パーティーゲームの大定番といえるほどの素晴らしい完成度がありますので、これをElectronic Artsはどう料理したのかが気になっていました。プレイ5分後の私は、全てにおいて地味だ、モノポリー以上でも以下でも無い!と偉そうな感情を抱いていました。それはElectronic Artsの策略にまんまとはまっていたということに後になって気付くのです。
定番すぎるゲームですので今回は基本的な操作の解説のみとさせていただきます。
まずは、起動後画面から、MONOPOLYと書いてあります。おじさんが「お前さん、MONOPOLY好きか?」というたたずまいで手をさしのべてくれています。
Wifi対戦ももちろんついています!
それではメンバー構成と、コンピュータの強さ(2はちょっと弱いかも)とゲームルール、そしてゲームの背景(真ん中一番下の右、候補はいくつかあるのでお好きな物をフリックでお選びください)を決定して、一番右下の緑矢印をタップ。
さて基本画面が表示されました。真ん中の下にアイコンが4つ見えると思います。左から、さいころを振って移動、コンピュータとの交渉、自分の物件に投資(家やホテルを建てる)、そしてオプションです。何はともあれさいころをタップしましょう。
Shake!iPhoneを振ってサイコロ振ってくれ!ということです。振りましょう。
なめらかに走っていく相撲レスラー、これ、見物です。
ペンギンのスライディングもかわいい!
早速物件の購入を迫られる。私は止まったところは全部買って1,2週してから考える派です。
途端に監獄行き!ジェイルブレイクにはぞろ目のサイコロの目または、保釈金が必要。TKじゃあるまいし!
TokyoでKaraokeパーティを主催してみんなから100kせしめとるというカード。
裏面にはKaraokeに関するトリビアがある。
これはオークションで物件を買うときの画面、単位について1000K =1Mです。それぞれ3桁しか入力できないので、金額を上げるときはちゃんと単位のアイコンを押しましょう。
SUMOレスラー(私)の提示額にひよるペンギン。ハンマープライスは目前にあり!
こちらがTrade(交渉画面)、相手の欲しい物と自分の欲しい物を選択してオファーします。MONOPOLYカードをタップすることでお金をせびることもできます。これがMONOPOLYの全てと言っても過言ではありません。
交渉成立、自分のエリアを買収したので、ハウスと言う名の家を建てています。これでもっと使用料をせしめとれるぜ。ゴクリ。ではなく、この瞬間が自分が今一番輝いていると思えるときですよね。
交渉を使って欲しい場所をどんどん手に入れていきましょう。敵もずんずん要求してきます。また、他の条件を希望するときはそのままこの画面で値をつり上げたり、他の物件で逆提案することもできます。自分としてはこのUIは交渉2回目でかなり優秀だと思いました。文字をできるだけ少なくして代わりにアイコンでなんとかなっているところがElectronic Artsのニクイところ!
いわゆる4大鉄道と呼ばれていた案件がこのMonopoly Spaceでしょう。4つ集めて使用料金倍増にしてむせびとれ!
サッカーボールが自分の物件にやってきた。それでは、3百万両耳揃えてもらいやしょうか。
自分の領地の物件を最高まで仕上げる。あとは他のやつが止まるのを祈るのみ。
現在2位のポジションですがどうあがいても勝てないと判断し白旗に手が伸びる。。。「あきらめんな!」って何度も言ってくれたあの人の声はここにはもう届かない・・・
ということでタクシーの勝利!たとえ負けたとしても賞賛の拍手を送りたい。
自分の対戦成績はこのようにして記録されます。このゲームはダイス運にも左右されますのであまり見栄を張らないこと!自分に言っています。
Electronic Artsがすごいと思ったのはiPhoneで遊ぶモノポリーを本当に忠実にしかも見事にiPhoneだけって感じで作っているこの2点にあると思います。MONOPOLY大好きっこの私でも(下手です。)150%純粋にモノポリーを楽しむことができますね。
最後に、このゲームの楽しさは交渉!これにつきますよね。敵からの交換要求は断固つっぱねて、自分に常に有利にことを運んでいきましょう!要求が通らなければ何度も再挑戦すれば良いんです。モノポリーとはそういうゲームです。ただしWifi対戦中はあまりうざいと思われないように。
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- カテゴリ:ゲーム(Games)