Appleが『iPhone』専用のOS『iOS 13』を発表しました。
ダークモードや写真編集がパワーアップした『iOS 13』
『iOS 13』はダークモード、写真やカメラの編集機能の強化、Sign In with Apple、新しいマップアプリを搭載した最新のiOSです。
とくにFace IDの30%高速化や有機ELディスプレイに対応したダークモードなどは、『iPhone X』シリーズを使っているユーザーにとって大きなメリットがあります。
有機ELディスプレイ用ダークモード
有機ELディスプレイのための光を発しない真のダークモードが使えるようになります。
これにより有機ELディスプレイ端末ではバッテリー持続時間が伸びることが期待されます。
写真アプリが賢く
写真アプリが機械学習の力を使い、日ごと、月ごと、人物ごとなどに写真を自動的にまとめ、最高の写真を選び出してくれます。
写真を整理することなく、最適なアルバムが勝手に作られていきます。
また、ポートレート照明の調整やHigh-Key Mono効果といった撮影時に使える新しい機能もあります。
動画の傾き編集ができる!
写真で利用できる編集方法が動画の編集でも使えるようになります。
動画の傾きを編集できます。これは大きい。
プライバシーを守るログイン方法「Sign In with Apple」
「Sign In with Facebook」や「Sign In with Google」に代わる新たなサインイン方法として、「Sign In with Apple」が提供されます。
FacebookやGoogleと異なるのはサインインするアプリごとにランダムなメールアドレスを作成でき、こちらの情報を一切渡さずに利用できる点です。
この「Sign In with Apple」は、サードパーティーサインインを利用している全iPhoneアプリに対して義務化されるとのことです。
地図が超進化! ストリートビューっぽい機能も
『iOS 13』では地図も大きく変わります。と言っても今のところアメリカ限定なのは先にお伝えしておきます。
これまでのApple純正地図は寂しい感じでした。
これが次のようになります。
この進化はアメリカだとすでに一部の州で利用可能であり、国全体は2019年末までに、ほかの国は2020年以降が予定されています。
また、Googleストリートビューのような「Look Around」機能も追加されます。プレビューではこちらの方がヌルヌルとなめらかに動いていました。
そのほか地図にはお気に入りやコレクションといった機能も追加されます。
Memojiのカスタマイズ
Memojiのカスタマイズ要素がさらに増えます。
カスタマイズしたMemojiを使ってステッカーも作成できるそうです。
Face IDの30%高速化
『iOS 13』をインストールするだけで、Face IDの認証が30%速くなるそうです。
『iPhone X』シリーズユーザーには嬉しい改善です。
そのほかアプリの起動は2倍速くなり、アップデートに必要なダウンロードサイズは小さくなるとのこと。
『iOS 12』のときのようなパフォーマンスの改善と言えます。
『iOS 13』対応機種一覧
『iOS 13』は以下の機種がサポートされます。
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone SE
- iPod touch (7th generation)
残念ながら『iOS 12』でサポートされていた以下の機種はサポート外となります。
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
- iPhone 5s
- iPod touch (6th generation)
『iOS 13』は今秋リリース予定です。例年通り、新型『iPhone』の発売と同時期でしょう。
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※画像は「Apple」より