中国で『PUBGモバイル(PUBG MOBILE)』のテスト配信が終了することになりました。
今までテスト配信だった『PUBGモバイル』
中国テンセントは、大人気のバトルロイヤルゲーム『PUBGモバイル』のテスト配信を終了すると5月8日に発表しました。
政府からの認可が得られなかったことが、テスト配信終了の背景にあるとみられています。
ほぼ同じ内容で愛国ゲーム『ゲーム・フォー・ピース』提供へ
これにより中国でのバトルロイヤルゲームはおわりかと思いきや、テンセントは代わりに『ゲーム・フォー・ピース(Game for Peace)』をダウンロードするよう呼びかけています。
『ゲーム・フォー・ピース』は『PUBGモバイル』とよく似た内容のゲームで、IHS Markitのゲームアナリストによると「ゲームプレイ、背景、グラフィックデザイン、そしてキャラクターはほとんど同じです」とのこと。
『YouTube』に動画がアップされていたので観てみましたが、ほぼ完全に同じでした。『ゲーム・フォー・ピース』にもエランゲル(孤島)があります。
バイバイと手を振って消える敵
大きく異なるのは敵を撃破したとき。『PUBGモバイル』では敵を倒すとそこに死体が残りますが、『ゲーム・フォー・ピース』では倒された相手はこちらにバイバイと手を振って消えていきます。
Tencent got a license for PUBG but it wasn't approved by the Chinese government so they created a less violent clone called Game For Peace.
When you kill someone, they wave goodbye & leave a lootbox behind like it's a game of tag instead of bloody death.pic.twitter.com/g17UiL7kgF
— Dare Obasanjo (@Carnage4Life) 2019年5月8日
また、敵を攻撃したときに血ではなく謎の球形エフェクトが表示されるのも違いのひとつです。
中国政府がどのあたりを問題視したのかよくわかる変更点ですね。
今回の配信終了により中国ユーザーが『PUBGモバイル』をプレイできなくなったわけではありませんが、ほかの国のユーザーのゲーム体験とは少し異なってくるようです。
・販売元: PUBG CORPORATION ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ゲーム ・容量: 2,626.6 MB ・バージョン: 0.12.0 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
※画像は「YouTube」より
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