米Googleは、同社が運営するSNS『Google+(グーグルプラス)』の一般ユーザー向けサービスを終了すると10月8日に発表しました。
発表によると、次の2つの理由から『Google+』の終了を決めたとのことです。
ひとつは『Google+』の使用率が低いこと。『Google+』にアクセスしたユーザーのうち、じつに90%が5秒未満しか利用していないそうです。
そしてもうひとつは、APIのバグによる個人情報流出の可能性です。
最大で50万人分の個人情報が流出
ユーザーはAPIを使用して、プロフィールデータや友達の公開プロフィール情報へのアクセスを『Google+』アプリに許可することができます。
けれども今回発見されたバグは、公開していないプロフィールデータにもアクセスできてしまうというものでした。
これにより名前、メールアドレス、職業、性別、年齢の5つの情報が、非公開に設定していたにもかかわらず流出してしまった可能性があります。
GoogleによるとこのAPIを使用しているアプリは最大438件であり、分析から最大50万人の『Google+』アカウントのプロフィールデータが影響を受けている恐れがあるとのことです。
なお、流出した情報には『Google+』への投稿、メッセージ、Googleアカウントのデータ、電話番号、Gスイートのコンテンツなどは含まれません。
運営終了は来年8月末までの予定
Googleは、来年の8月末を目標に『Google+』のサービス終了へ向けて準備していくと発表しています。
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