Twitterで「パスコード要求 iPhoneのロック解除パスコードを57分以内に変更してください。」と表示されたことを警告するツイートが、話題になっています。
この問題については、じつはApple側で「その原因はコレです」と確定している情報はないのですが、考えられる原因と対処法を紹介します。
Webサイトを開いたときに表示された場合
まず、考えられるのが「フィッシング詐欺」です。
Webサイトの閲覧中にパスコードを要求された場合は、パスコードを盗み出そうとするフィッシング詐欺の可能性があります。
Webサイトの閲覧中に表示された場合は、パスコードを入力せずに「後で」をタップしましょう。
一度、ブラウザを閉じるのも有効です。
iPhoneを起動したときに表示された場合
Twitterで話題になっているのは「iPhoneを起動したとき」に表示される場合です。
この現象について、Appleはサポートページで次のように案内しています。
構成プロファイルや Microsoft Exchange に基づくメールアカウント (企業や教育機関のデバイスでよく利用されます) では、パスコードについてポリシーが定められていて、それが理由で以下のような問題が起きることがあります。
- パスコードをオフにすることができない。
- パスコード設定がグレイ表示されるなど、利用できないため、変更できない。
- 「パスコード要求」という警告メッセージが表示される。たとえば、「iPhone のロック解除パスコードを 60 分以内に変更してください」というメッセージが表示されることがあります。
要するに、「会社や学校から貸し出されているiPhoneの場合、設定によっては表示されることがある」ということです。
お手持ちのiPhoneが貸し出されている端末の場合は、管理者に問い合わせてみてください。
個人所有の場合の原因は不明
問題は個人所有のiPhoneで表示される場合です。
このときに表示されてしまう原因はわかっていません。
対処法としては次の2通りがあります。
- iPhoneを再起動する
- iOSを最新版にアップデートする
iPhoneを長期間利用していると、まれに不具合が起きることがあります。この不具合は、基本的には再起動することで解決できます。
また、iOSのバージョンが古いとセキュリティの脆弱性をつかれてパスコード要求画面が表示されている可能性も考えられます。
そうしたことを防ぐために、iOSをつねに最新版にしておきましょう。
この問題について原因は特定されていませんが、今のところは「パスコードを入力せず、再起動する」という対処法が効果的です。
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画像は「Apple サポート」より引用