iPhoneの充電に使っていたケーブルに触れて感電し、就寝中だった10代の女性が亡くなる事故がベトナムで起きました。Lightningケーブルにどんな問題があったのでしょうか。
Lightningケーブルの被膜に破れ
この事故を報じたウェブサイト『Metro News』によると、被害者が使っていたLightningケーブルは被膜が破れて中の電線が見える状態だったそうです。別の箇所にはテープで補修した跡も見られた、とも伝えています
この被膜の破れが原因で、女性は中の電線に触れて感電したものと考えられています。
女性が使っていたLightningケーブル・充電アダプタがApple純正品なのかは不明です。
ケーブル・被膜に異常がないかを点検
被膜が破れて中の電線が見えている場合、感電の恐れがあるだけでなく、火災の原因にもなりかねません。
ケーブルを使う前に、少なくとも以下のポイントをチェックしましょう。
- ケーブルが不自然に曲がる・折れる部分はないか
- 被膜に折れ目・破れはないか
- 被膜に焦げたような変色はないか
- コネクタは曲がっていないか
- コネクタにゴミが付着していないか
特に注意したいのが、ケーブルが不自然に曲がる・折れる部分がある場合。外見上は問題なくても、中のケーブルが断線しているか、その一歩手前にある可能性があります。
充電・同期する際、ケーブルに触れると充電が止まる・同期できなくなることがある場合も要注意です。コネクタに不具合があったり、ケーブルが断線していたりする恐れがあります。
いずれの場合も感電・火災につながる恐れがあるので、テープなどで補修はせず、ケーブルの交換・買い替えをお勧めします。
新しいケーブルに変えた後は、以下の点に注意して取り扱いましょう。
→ Lightningケーブルの「コレだけはやっちゃダメ!」なこと4つ。
参考
Teenager dies after rolling onto broken iPhone cable in her sleep | Metro News
・販売元: iTunes K.K. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ユーティリティ ・容量: 39.5 MB ・バージョン: 1.2.1 |