iPhoneのTouch ID(指紋認証)の精度が悪くなる理由と対策

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今回、よしかさんからいただいたリクエストはこちらです。

iPhoneの指紋認証が一ヶ月もすると認証しなくなります。私だけでしょう?(イライラいます。) 何が原因なのか調べて下さい。(加齢なら諦めます。)

原因は何なのか、調べました!

目次

なぜTouch IDの精度が悪くなるのか

登録したての頃はスムーズに認証されるが、時間の経過とともに精度が悪くなり、最終的には登録した指の指紋でロックを解除できなくなってしまう。

iPhoneでTouch IDを使っている方なら、誰もがこんな経験をお持ちかと思います。

こうなってしまう理由・原因として考えられるのは、以下の3点です。

1. Touch IDセンサーに汚れが付いている

指紋を登録したときに比べ、Touch IDのセンサーに付いている汚れが増えてしまい、指紋の読み取りを妨害している可能性があります。

2. 指紋が登録時とは異なる状態になっている

指紋を登録したときは指先に水分や油分があったものの、実際にロックを解除するときは指先が乾燥している。

このように指先や指紋の状態が登録時と異なっていると、認証できないことがあります。

3. Touch IDの学習機能が影響している

Appleのサポートページによると、Touch IDは学習機能を備えています。

登録した指紋データとスキャンした指紋を比べ、不足している指紋データを加えていくことで精度を高めていくそうです。

通常ならこれで精度は上がるはずですが、悪条件が重なったことで精度を低下させてしまう方向に学習が進んでしまった可能性があります。

対策は?

1. Touch IDセンサーを掃除する

Touch IDに問題がある場合、Appleはホームボタン(センサー)を糸くずが出ない、清潔かつ柔らかい布で拭き、汚れを取り除くように勧めています。

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2. 同じ指の指紋をいくつか登録する

同じ指の指紋を日を置いて登録してみましょう。登録する間隔を空けることで、異なる状態の指紋が登録できるので精度が上がるかもしれません。

設定アプリを開きます。

設定


つぎに【Touch IDとパスコード】を開きましょう。

Touch ID


【指紋を追加】をタップし、指紋を追加しましょう。

Touch ID


3. 学習を繰り返す

Touch IDは使うたびに指紋を学習します。普段通りに使えば、ロックを解除するときに学習していきますが、短時間で済ませたいときは以下の方法をお試しください。

設定アプリの【Touch IDとパスコード】を開き、ロックを解除するときと同じように、登録した指をTouch IDのセンサーに当てます。

ここでTouch IDが指紋をきちんと認証できたときは、登録した指紋データの背景色がグレーに変わります。

Touch ID


指を離すと白になり、元に戻ります。これを繰り返すことでTouch IDが指紋を学習する、と言われています。

実際に指を少しずつずらし、最初には登録していない指の付け根でも認証するように学習させてみたところ、指の付け根でもロックを解除できました。

参考

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