iPhone 6sの容量は慎重に選びましょう。
iPhone 6sで撮った写真は、iPhone 6で撮ったものに比べてファイルサイズが約50%増える、との話をウェブサイト『iDownload Blog』が紹介しています。
さらに新機能『Live Photos』で写真を撮ると、この機能を使わずに撮ったものに比べてファイルサイズが2倍になるとの話も報じています。
くわしく見ていきましょう。
画素数向上でサイズが増える
2011年に発売されたiPhone 4sから、iSightカメラの画素数は800万画素でした。それがiPhone 6s/6s Plusでは1,200万画素になりました。
画素数が増えることで記録するデータが増えたため、iPhone 6s/6s Plusで撮影した写真のファイルサイズはおよそ50%増えることになったと考えられます。
Live Photosで2倍
iPhone 6s/6s Plusの新機能である『Live Photos』。1,200万画素の写真を撮る際に、その前後の瞬間も音声付き動画で記録する機能です。
→ iPhone 6sの写真は生きている。ライブフォトで動き出す静止画を撮ろう
このLive Photosモードで撮ると、通常のモードで撮った写真に比べて2倍のファイルサイズになるようです。
Live Photosモードは最初からオンになっており、操作方法は通常の写真撮影と同じです。これまでと同じ感覚で写真を撮ると、iPhone 6sの空き容量がすぐ無くなるかもしれません。
iPhone 6s/6s Plusを買ったら、まずカメラアプリでLive Photosの設定を確認した方がよさそうです。
写真・動画をよく撮るなら64GB以上か
4Kビデオを撮る場合にも1分あたりのファイルサイズが増えています。
→ 16GBモデルのiPhone 6sを買う方へ、4Kビデオは◯分撮影できます
今回の情報も踏まえ、写真や動画をよく撮る使い方なら64GBモデル以上を選んだ方がiPhone 6s/6s Plusの新機能を余すことなく発揮できそうです。
参考
- iPhone 4S – 技術仕様 – Apple
- Hands On: Apple's latest iPhone 6s and 6s Plus with Live Photos and 3D Touch – AppleInsider
- Live Photos take twice as much storage space – iDownload Blog