Google が開発中のメールアプリ、Inbox by Gmail をご存知でしょうか。
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Google は『Gmail』をリリース済みですが、Inbox はまったく別のアプリです。ToDo アプリのようにメールを管理できます。現在は招待制のクローズドベータを実施中です。
特徴は、メールに通知を設定できる【Snooze】と、メールと共にリマインダーも管理できる【Reminders】、受信ボックスで同種のメールをまとめる【Bundles】です。
通知機能は『Mailbox』でおなじみですが、残る2つの機能との組み合わせで、メール処理がさらに楽になります。
メールの送受信には Gmail のサービスを使うので、アドレスは「○○○@gmail.com」のままです。Inbox を利用していても Gmail でメールを送受信できます。
それでは、詳しく見ていきましょう!
Inboxの機能
Snooze:メール処理を先送り
日時や場所を元にした通知を設定するには、メールを右から左にスライドさせます。通知を設定したメールは、受信ボックスから【Snooze】へ一時的に移されます。
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通知の使いどころはたくさんあります。たとえば、取引先に火曜日の12時までに返信したいときや、帰宅したら友人のメールを再確認したいときに使えます。のちほど紹介する【Reminders】と組み合わせれば、そのメールで何をするかも残せます。
メールの用件が済んだら、左から右にスライドさせましょう。「完了済み」を意味する【Done】に分類され、メールは受信ボックスから消えます。
Reminders:用件を忘れずに記録
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ユニークなのは、受信ボックスにもリマインダーを追加できる点です。右下の【+】から作成しましょう。左右にスライドさせれば、さらに通知を設定したり【Done】に分類したりできます。
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Bundles:受信ボックスをスマートに
届いたメールは【Travel(旅行)】や【Purchases(買い物)】などに自動で分類されます(左)。【Updates】や【Promos】のように、分類されたメールはまとめられたうえで受信ボックスに表示されます。タップすると、分類されたメールを確認できます(右)。
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1度に表示されるメールの数が減り、重要なメールを見つけやすくなります。さらに、チェックするメールのカテゴリを状況に応じて切り替えやすいので、時間を効率的に使えます。
メールは手動でも分類でき、分類に使う【Bundle】は新たに追加できます。
Highlights:メールの内容がひとめで分かる
メールを分析し、予約の内容や添付ファイルのプレビュー画像を受信ボックスで表示します。メールを開かなくてもおおよその内容が分かるので、とても便利ですね。
まだ開発途中なので不具合も
Inbox は App Store からダウンロードできますが、開発途中のサービスなので不具合もあります。筆者は、メール本文に日本語の文章を入力できない不具合に遭遇しました。
こうした不具合がすぐ解消されるかは分かりませんが、Inbox は開発途中のクローズドベータ段階にあるので、今後解消されるものと思われます。期待して待ちましょう!
Inboxが気になる人は今すぐ応募しよう!
「inbox@google.com」に空メールを送りましょう。すると Google から返信が来るので、これで応募は完了です。
Inbox を使っている人から招待してもらう方法もあります。Inbox をお使いの方は、画面右下の【+】をタップして【Invite to Inbox】から招待できます。
不具合はあるものの、溜まり続けるメールをサクッと処理できる、期待の新アプリです。正式リリースまで待てない!という方は、ぜひ応募してみてください!
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・開発: Google, Inc. ・掲載時の価格: 無料 ・カテゴリ: 仕事効率化 ・容量: 32.7 MB ・バージョン: 1.0.2 |