Logicool(アメリカでは Logitech) が iPhone 用のゲームコントローラ「G550 PowerShell Controller + Battery」を発表しました。
(画像引用元:Logitech)
先日お伝えした iPhone 用コントローラ「MOGA ACE POWER」同様、6月に Apple が公開した仕様に基づいて開発された「Made for iPhone/iPod」製品です。
iPhone を中央に装着して Lightning コネクタを介して、対応ゲームを操作できます。さらに内蔵バッテリを使っての充電も可能です。
なぜコントローラが必要なのか?
わざわざコントローラを使うのは、ゲーム中に画面が広く使える・ボタンの押し間違えが少なくなるといった効果が期待できるからです。
特に操作が複雑・ミスが命取りになりやすい、アクション・レースゲームでは必須と言えるかもしれません。
G550 PowerShellで出来ること
iOS 7 をインストールしている iPhone 5/5s と第5世代 iPod touch で使える、ゲーム用コントローラです。iPhone 5c は対応機種に含まれていません。
使えるボタンは L1/R1 ボタン・D パッド(十字キー)・4つのアクションボタン。おそらく4つのアクションボタンの下にあるのはポーズボタンでしょう。
このコントローラで操作できるのは対応アプリに限られますが、Apple が規格を公開しているので対応アプリは今後増えるものと見られます。
すでに Logitech は対応アプリのリストを公開。およそ40のアプリが対応しています。
Logitech Blog | Compatible Games for Logitech Powershell Controller + Battery
さらに 1,500mAh のバッテリをコントローラに内蔵。装着した iPhone を充電することもできます。バッテリそのものの充電は micro-USB で行います。
G550 PowerShellの仕様・価格
本体の幅は 20cm・縦は 6.3cm・厚みは 2.1cm・重さは 120g です。iPhone 5s の重量は 112g なので少々重いかもしれません。
日本では Logicool から発売されることが決まっていますが、直販価格・発売予定日はいずれも発表されていません。
アメリカでは Apple Store において99.95ドル(約1万円)で販売中。2〜3週間ほどで出荷するとしています。
MOGA ACE POWERとの違い
先日ご紹介した MOGA ACE POWER との違いをまとめると…
- 装着したままでもカメラが使える
- アナログスティック・L2/R2ボタンが搭載されていない
- バッテリの容量が小さい(1,800mAh)
- 重量が重い(100グラム)
- iPhoneを装着していない時にコンパクトに畳めない
- イヤホンを繋ぐにはアダプタが必要?
カメラ・フラッシュ用の穴が設けられているので、PowerShell を装着した状態でもそのまま撮影できます。MOGA ACE POWER では取り外す必要があります。
(画像引用元:Logicool)
イヤホンを繋ぐ際には、同梱されるアダプタが必要になるかもしれません。
(画像引用元:Logicool)