オランダは自由な校風を認めている為、ICT教育(情報通信技術を用いた教育)に特化した学校を建てる事ができたようです。
こんにちは、毎日パパ業務のKEN360です。最近平日に子ども達と顔を合わせると、いろんな話をしてくれます。嬉しいですね。
オランダの「スティーブジョブズスクール」は授業の全てをiPadで行う、4歳から12歳まで通える私立学校です。ICTについては日本でも推進している動きがありますが、学校全体の授業でiPadを使うという話を聞いた事がなかったので、どんな学校なの?オランダの教育制度って日本とどう違うの?と気になったので調べてみました。
iPadだけの授業風景を見て、みなさんはどんな風に感じるでしょうか?それではどうぞ!
スティーブジョブズスクール
スティーブジョブズスクールは、4歳から12歳までの子どもが通う私立の学校です。日本でいうと幼稚園の年少から、小学校6年生までの9年間にあたります。
学校は朝7時半から午後6時半まで開いていて、コアタイムと言われる午前10時半から午後3時までの間居ればOKと言うルール。ふむ。興味深い。
授業は全てiPad
生徒には1人ずつカラフルな特別のケース付きiPadが配られます。自分で好きな色とかは選べるのかな?
授業のスケジュール管理は全てiPadで行われます。標準でリマインダーがあるので同じような使い方ができそうです。
先生は児童達の学習の進度を常に把握でき、アドバイスしやすい様になっているようです。このシステムは僕も使ってみたいかも。。。。
生徒の様子をみた先生が、生徒一人一人にアドバイスをしていくという仕組み。授業について行けない。ゆっくりな子どもに合わせて全員が待つという無駄が無いように感じます。
親が子どもの様子を見られます
子どもが学校に着いた事や、学習の様子などは自宅にいる親がPCやiOSデバイスから確認する事ができます。これはイヤって子どもはいるのかなぁ。
登下校の心配はもちろんですけど、宿題を子どもがわすれたりしたら親は確認しようが無いことが多いので、このシステムはとてもありがたく思えます。親子の信頼関係があれば問題ないのではないでしょうか?
さすがに小学校高学年になるとやめてよ・・ってなるかも。
オランダだからこそジョブズスクールができた
オランダは自由に学校を建てる事ができる
オランダは学校全体の4分の3が私立で、国の補助は公立と全く同じく受ける事ができます。また、16歳までの授業料は無料で12歳までの初等教育までは教科書代も無料です。
また、生徒を200人集める事ができれば学校設立が自由と定められているため、ジョブズスクールのような珍しい学校を作る事ができるようです。
オランダでは4歳から好きな学校に通わせられる
4歳から子どもは学校に通うのが一般的で学区の制限などがないため、今回紹介したスティーブジョブズスクールのような新しい学校に通わせるのも親の自由の様です。12歳まで同じ学校で学べるって幸せだなぁ。
設立が自由と聞くとオランダの学校はものすごく自由な印象がありますが、しっかりと教育の質を保つ工夫がされているようです。その例として、全ての学校が対象の共通学力テストが行われたり、小学校でも落第が存在します。
4歳から無料はいいなぁ。。。。
しかし、4歳から16歳まで授業料無料は良いですね。4歳で自分の子どもを入れたい園のところに入れるのですが、(個性の強い園は私立が多い)同じような感覚で小学校、中学校も私立に入れるとなると教育費だけで大変な事になります。。。。
私立幼稚園に3人いれた僕としては、日本もオランダ並みといきませんが、私立学校に入学させた時の優遇をして欲しいなぁと思います。子どもに会った校風の学校に入れて上げたいのです。
以上、全授業をiPadで行うスティーブジョブズスクールの紹介でした。日本も私立幼稚園、私立学校に通う場合の補助を手厚くして欲しいと切に願うKEN360でした。
みなさんはどうおもわれましたか?
参考(順不同)
スティーブジョブズスクールの動画はこちらから観られます→Steve JobsSchools
・11 ‘Steve Jobs’ Use iPads For Everything – Business Insider
・授業はすべてiPad! スティーブ・ジョブズ小学校開校:PRESIDENT Online – プレジデント
・オランダの iPad 教育構想は、Steve Jobs スクールを体現できるのか | Agile Cat — in the cloud
・授業はすべてiPad! スティーブ・ジョブズ小学校開校 (プレジデントファミリー) – Yahoo!ニュース