昨晩、というか24時間前。
愛用中の iPhone 5 を無くすという事件が発生した。
iPhone 5 紛失事件について
事件概要: iPhone 5(白)を紛失。
発生日時: 平成25年11月4日午後23時30分ごろ
発生場所: 恵比寿神社周辺
物の特徴: クリアのケースを装着しており、赤い象のシールが貼られている。
事件詳細: 恵比寿神社に着く前に、iPhone 5 の電源が切れたことを確認。ポケットに入れる。恵比寿神社でお参りを済ませ。歩いて2分の家に着くと iPhone 5 が無くなっていた。
家にて「iPhone を探す」機能を使う
家に帰り、異変にきづいた私はMacBookを起動し、iCloud.comにアクセスする。iPhone 紛失関連事項においては、私はベテランといえるほどの経験を持つ」。今日だっていつもと同じように、「iPhone を探す機能を使えば、無くした iPhone の居場所なんてすぐにわかるのさ。
前回の件についてはこちらより→ 中国で iPhone を紛失し、「iPhoneを探す」アプリを使用した顛末記。
iCloud.com にて、Apple ID を入力!さぁ iCloud.com よ、居場所を映しだしてくれ!
いい気分で、私の iPhone 5 の場所が出るはずだった。
来た。マップでは自宅にあると表示されているのだが、
これよくみてみると、私のMacBookの場所を表示しているだけだった。
他のデバイスの場所は表示されていない。
iPhone の電源が入っていないため、場所が表示されないのだ。
iPhone を探すでは iPhone が見つからないのだ。
電源の入っていない iPhone は探せない!
誤算だった。
電源入ってなけりゃ iPhone のある位置をおしえてくれるわけがないのだ。
私はアホだ。
“Offline”
以下の画像は、10分前まで所持していた iPhone のシグナルを受信できないことを表している。
夜の町を探した
家をなんども探してまわり、見つからなかったので外に出た。
無くした現場から家までの道のりを3度さがし、みつからなかった。
iPhone を無くした人はまず紛失届を出そう。
落胆した私はその足で恵比寿駅の交番に向かって「紛失届」を提出した。
翌日の朝、もう一度現場で探した。みつからなかった。
よりによって大切な iPhone を放り投げるなんてどうかしてるよ。
ここで私は諦めた。iPhone をなくしたと、心の中で決めた。
これで iPhone を無くすのは4台目、AppBank ができてから5年、無くすのは4回め。
ここ、2年間はなくしていなかった。
しかし意外な展開ではない。
iPhone 5cと5s が発表されたあの日、
「5ユーザーはiPhone 5 で良くね?5c とか要らなくね?」
とか思ってしまったその日からね。
予兆は随分まえからあったんだよ。
補記、こういう時に、FINAL SHOUTが存在する。
この記事を書く前、事務所にて iPhone を無くした話をしていたら、電源が切れたときに iPhone の場所を教えてくれるアプリがあるようなのだ。
これだ→ FINAL SHOUT: iPhoneのバッテリーが無くなる直前に位置情報をメールしてくれるアプリ。無料。
このアプリさえあれば、私にとっての未来は今とは違っていた。
新しく手に入れる iPhone には必ずインストールしたい神アプリだ。
みなさまも、もしものときのために「iPhone を探す」アプリとこの「Final Shout」をインストールして設定することをおすすめする。
AppBank 事務所での出会い。
新しい iPhone にしたら、もうパズドラとか遊べないのかなぁ。
わたしも「ただのむらい」のようにパズドラ最初からやるのかなぁ。
毎週日曜、夜24時にスペシャルダンジョンの記事を書き続けていた人生から解放されるのかなぁ。
寂しさを抱えながら新宿の事務所に着いた。
私の机の上に先週解約した au の iPhone 5 がこちらを見ている。
昨晩無くしたメインの iPhone 5 は softbank。
机の上に置いてあるのは1年前、ある記事執筆のためだけに買った au の iPhone 5 だ。
もしかしてだが、バックアップから復元することで私の iPhone が戻るのではないか。
光をつかみ、工場出荷状態を試みる。
iCloud から復元を選ぶ。
パソコン不要の復元は異次元のかんたんさだ。普段から iCloud バックアップしていてよかった。
参考→ iPhoneのデータをバックアップする2つの方法。万が一に備えよう!
工場出荷状態になった。そして、iCloud からバックアップ復元だぜ!
と思ったら、手続き途中でアクティベートができない。
なんどやってもアクティベートに失敗する。
終わることのないアクティベート。
ホーム画面まであと少し。
え?この iPhone って使えないの?
不可解だ。
私は間違いなく au の iPhone を買った。ちょっと前まで電源入ってた。
電話回線の解約をして工場出荷状態にすると、その iPhone が使えなくなっている。
買ったのに使えないとか、その反応は理不尽だ。
これはSIMの問題じゃないのかと。
au の iPhone 5 に入っているmicroSIMがからアクティベートされていないと予想する。
事務所にいる au ユーザーから microSM を借りて挿してみた。
するとアクティベートできた。
そういうことか。
復元が勢いよく進む。
「おととい」の状態に復元ができる。「おととい」を押す。
そして、、、
これは!昨日と同じ iPhone だ。
まったく一緒だ!!!
帰ってきた iPhone 5(au) を眺める。
私の iPhone は昨晩恵比寿で消失した。
なのに昨晩と同じ iPhone がここにある。
パズドラを立ち上げてみる。
昨日とまったく同じパズドラがやってきた!!!
ランクも魔宝石の数も同じ。
まったく同じだ。
ガンホーすごい!!
私たちが iPhone と呼んでいるものは何?
不思議なものだ。
iCloud さえあれば、IDとパスワードだけで iPhone がかえってくる。
どれだけなくしたって、代わりは他にもある。
目の前で iPhone が潰されたとしても
私の iPhone はいつでも復活する。
(無意味に潰されるのは困る)
このように、他キャリアの iPhone に憑依することだって可能だ。
ということは、この iPhone に本体という概念があるのか?
我々がこの iPhone と呼んでいるものは、外付けのハードウェアでしかないのだ。
では、この5万とか10万とかお金をかけて入手した iPhone と呼ばれるものは何だ?
SIMカードが入っていないだけで使えなくなるような、この容れ物はなんだ?
わけがわからないよ。
どうして私はそんなに、iPhone のありかにこだわっていたのだろうか。
恵比寿で無くしたはずの iPhone が新宿の事務所に戻ってきているというのに。
iCloudからの復元を使えば、この通りだ。
「私の iPhone」はここにある。
電話のない iPhone とは
電話機能とキャリアメールがないこと以外は前と同じ iPhone を手に入れた。
そう
「電話のない iPhone」だ。どうだ!
スパムばかりのキャリアメールなんて元々使ってない。
電話を使わなければ、毎月無駄に払っている通話料金を払わなくてもいい。
私は通話料金だけで固定費とは別に7800円くらい使っている。
これが無くなったら、強い!
1年で9万円くらい節約になる。
iPhone もう一台買える。
つまり
「電話のない iPhone」これは iPhone の究極体なんじゃないのか。
9万円も節約できて、どんな端末にでも乗り移ることのできる最強の iPhone がここにある。
否!
それは違う!
電話は自分からかけるためにあるのだ。
電話したいときに電話かけられないと、私の仕事が進まない!
iPhone で電話使えないのはそれ iPhone やない。
太い iPod touch や。
au の iPhone ってどうよ?
au の iPhone が発売されてからずっと au ユーザーのとし君に質問してみた。
私「auの iPhone ってめちゃいいんでしょ。」
とし君「めちゃいいすよ。ヤバイすよ。どこでもつながりまくって最強ですよ!」
私「au の iPhone 5 があるからこれメインにしようと思うんだけど」
とし君「あーそれダメっすよ。iPhone 5c と 5s が最強です。 iPhone 5 はほら、いろいろと、、、5c めちゃくちゃ繋がるし速いですよ!!(お察し下さい)」
元 au ユーザーのマックスむらいにも質問したところ
マックスむらい「au の iPhone 5???はぁ??ノーコメントだぁい!」
なるほど。
これは絶対に5cとかにしたほうがいい雰囲気だ。
私は新しく iPhone を au で買うことにすることを決めた。
お店にいく前に、無くした iPhone とお別れをしなければ。
iCloud.com にアクセスし、前の iPhone が再度インターネットに接続した際に全てのデータを消すファイナルスイッチ(Erase)を押した。
これで、誰か他の人がひろったとしても iPhone のデータ等が流出することはない。
au の iPhone 5s を手に入れよう。
そうと決まればナンバーポータビリティだ。
無くした iPhone(softbank)をMNPして au の電話を使おうじゃないか。
MNP予約番号が必要だ。
PCの mysoftbank からは取得できず、電話で問い合わせるとMNP部分だけ迷宮化していてたどり着かない。お店にいくのが一番楽やった。
事務所の近くのSBショップに行き、MNP予約番号を受けとる。
誠実でシンプルで素晴らしい対応をしてくれた。
そして近くの携帯ショップに行き、16GBの iPhone 5s シルバーを手に入れた。
全色あったが無くしたのがホワイトだから、今回もホワイトにした。
au の iPhone がメイン機にするのはこれが初めて。
でも1周間前は au も持っていたので、出戻り感いっぱいの気持ちだ。
この携帯ショップでは余談がある。
「2万円キャッシュバック!現金おわたしします。」
とか言ってたので契約しようとしたら、申込用紙全部書いた後で、
「キャッシュバック対象はいろんなアプリとか au のプランとか加入した人だけです。」
とドサッとチェックボックスだらけの用紙を取り出し、
目の前でチェックボックスにレ点を入れまくりだしたのだ。
「月額6000円を2ヶ月使えばキャッシュバック2万円ですから。選ぶのはお客さまですからどちらでもいいですよ。」
と言ってくるこの当たり前感覚オーラに、プロフェッショナルとしてのすごみを感じたのはいい思い出だ。
かくして私は新しい iPhone を手に入れることになった。
なんなんだこの展開。
新しい iPhone はカメラが良いですね。
写真が明るくて、階調も出るようになった感じ。
指紋認証はアプリのパスワード入力以外は使わなさそう。
iPhone をなくしてみて
私のように iPhone を無くしてしまわないように、無くした時はどうするかなど、私が行ったことをまとめた。
次また5度目の iPhone 紛失がこないことを祈って、大事だなと思ったことを最後にまとめて終わりにしよう。
無くす前
– 電源の入っていない iPhone では「iPhone を探す」が使えない。
– そのために、FINAL SHOUT はインストールしよう。
– iCloud バックアップが便利。おすすめ。
無くしたら
– 近く見つかる見つからないに関わらず、交番に紛失届を出そう。
– 見つけることを諦めたら時、 iCloud バックアップがあれば、すぐに前の iPhone の状態に戻すことができる。
見つかった時のために
– 普段から iPhone をキズ無しできれいに使うと下取りでかなり高く買ってもらえるらしい。なので強化ガラス使うとか、こういう水の中さえも行けるタフケースつかうとか、そんなことよりもステッカー・ファインドつけておけば見つかるんじゃないかと思ったり(対応するデバイスを何にするか問題はあるが)した。
というかこの XPORTER というケースならなかなか無くさないよね。という気がする。
他にも
– キャッシュバックと言いながら、有料サービス加入を前提としている販売店が存在する。
説明しないでキャリアの手続きを進めるので、契約手続き前にキャッシュバックの中身や条件について質問しよう。キャッシュバックのために必要でない有料サービスに加入することを、私はおすすめしない。
参考
魔法少女まどか☆マギカ WIKI – ネタバレ考察/台詞集/キュゥべえ
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