AppBank の主任です。
SankeiBiz のインタビューの中で、ドコモの坪内副社長が iPhone の取り扱いに関して新たに言及しました。
記者の「ツートップ戦略は iPhone 販売の地ならしだった」という問いに対し、副社長は以下の通りに返答しています。
「(アイフォーンを扱っても、アイフォーンに)対抗できる端末は必要だが、ドコモ側の態勢は整った。いつ出すかが問題だ」
(iPhone販売「態勢は整った。いつ出すかが問題」 NTTドコモ副社長 (2/2ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)より引用)
さらに副社長は SankeiBiz のインタビューで、9月10日に iPhone 発売を発表するのは難しいとも発言しています。
これまでは「ドコモが扱うか否か」が中心でした。例えば今年7月にはドコモの加藤社長が、iPhone を導入するかは現時点で判断できないとの考えを明らかにしています。
この発言を踏まえると、今回の副社長の発言は iPhone の導入を前提とした内容に思われます。今後は「いつ発売するか」に注目が集まりそうです。
「状況は変わっていない」?
一方、坪内副社長が「態勢は整った」と発言する前には、記者の9月10日に iPhone の新機種が発表されそうだという問いに対し、「状況は変わっていない」「条件の問題」と返答しています。
上記の発言からすると、Apple とドコモの間では「条件」でまだ合意できていない部分がある、と推測することもできます。