AppBank の主任です。
Mac Rumors によると、KGI 証券のアナリスト Ming-Chi Kuo 氏は iPhone 5S のカラーは3色になり、128GB モデルも用意されると予測しているようです。
Kuo 氏は、これまでとは異なる色・容量を投入する理由を「iPhone 5 との差別化を図るため」としています。
Ming-Chi Kuo 氏は、これまでにも Apple 製品に関する予測を発表しています。比較的正確な予測が多いため、Apple 製品の噂を扱うメディアからは注目されています。
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カラーは従来の2色+新色か
Ming-Chi Kuo 氏の予測によれば、iPhone 5 と同じ「ホワイト&シルバー」「ブラック&スレート」のほかに「ゴールド」が追加されるとしています。
おそらくゴールドになるのは金属製の背面パーツで、背面上下にあるガラス製パーツ・ディスプレイを囲むフロントパネルがどのような色になるかは不明です。
これまでにも「ゴールド」あるいは「シャンパン」色の iPhone 5S 用とするパーツはいくつか報じられています。
直近では、電源ボタン・音量調整ボタン・消音スイッチが報じられました。
(画像引用元:Luna Commerce – Apple iPhone 5S Champagne Button set Original New 3pcs/set)
また、Macお宝鑑定団は独自の情報として「ダークグレー」「ホワイト」のほかにオプションカラーとして「シャンパンゴールド」が用意されると報じています。
128GBモデルを追加、16GBモデルは廃止?
さらに Kuo 氏は、iPhone 5S には 128GB モデルが登場すると予測しています。
これまで iPhone には 64GB よりも容量が多いモデルはなく、128GB モデルを求める声もありました。
一方、第4世代 iPad では発表時には無かったものの発売開始から3ヶ月後、唐突に 128GB モデルが発売され、現在では 16/32/64/128GB から選べます。
Mac Rumors は 16GB モデルが無くなる可能性があると報じていますが、Kuo 氏がそうした予測を行ったのかは不明です。
メモリ容量はiPhone 5と同じ? 速度は向上か
システムメモリは iPhone 5 と同じ 1GB になり、速度は向上するようです。
Kuo 氏は、iPhone 5 には LPDDR2 の 1GB メモリが搭載されているが、iPhone 5S では LPDDR3 になる、としています。
LPDDR2 と LPDDR3 はクロック周波数が異なります。LPDDR2 は 200〜533MHz であるのに対し、LPDDR3 は 400〜800MHz です。
クロック周波数が増えれば、データをやり取りする速度が上がり、結果として iPhone 5S の動作速度が向上する可能性があります。
また、A7 プロセッサを搭載することで処理速度も向上。iOS 7 で処理方法・メモリの使用方法も変わったので、メモリ容量を増やす必要はないと Kuo 氏は予測しています。