廉価版iPhoneは安くない? 製造メーカーの会長が株主総会で言及か。

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AppBank の主任です。

Macお宝鑑定団によると、中国のニュースサイトが「廉価版 iPhone の価格はまだ高い」とする製造メーカーの会長の発言を取り上げています。

かねてから廉価版 iPhone の組立は有名な Foxconn ではなく、Pegatron という別の中国企業が担当すると言われてきました。

中国のニュースサイトで取り上げられたこの発言は、Pegatron の会長である T.H. Tung 氏が自社の株主総会で行ったものであるとされています。

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なぜ廉価版iPhoneは安くないのか?

廉価版 iPhone は、低価格な「ローエンド市場」向けに発売されると当初は噂されていましたが、1ヶ月以上前からはより高価な「ミドルレンジ市場」を狙うと考えられています。

まず、金融企業の J.P モルガンが廉価版 iPhone の価格帯は350〜400ドル(約34,000〜39,000円)とする分析を5月に発表し、6月にはモルガン・スタンレーも同種の分析を出しています。

9to5Mac も以下の2つの理由から、廉価版 iPhone の価格帯が350〜400ドルになるのではないか?と分析しています。

  • iPhone 5 や iPhone 5S との共食いを防ぐ価格設定が必要
  • 350〜450ドル台のスマートフォンは出荷台数が少ない

アメリカでは iPhone 5(16GB)が契約なしで649ドル(約63,000円)、iPod touch(32GB)が299ドル(約29,000円)で販売されています。

350〜400ドルでは iPhone 5 の半値にはなりませんが、iPhone としてはかなりインパクトの強い価格になるのではないかと思われます。

参考(順不同)

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