AppBank の主任です。
ロイター通信が、Apple は向こう1年の間に4.7インチ液晶を搭載した iPhone と5.7インチ液晶を搭載した iPhone の投入を検討している、と報じています。
現在の iPhone 5 に搭載されている液晶は4インチです。4.7あるいは5.7インチの液晶を搭載すれば、現在よりも iPhone が大きくなります。
Apple が2種類の大型 iPhone を検討している理由として、2つの事柄を挙げています。
- サムスンの Galaxy Note のような、スマートフォンとタブレットを合わせた「ファブレット」が好調であること
- サムスンが多種多様な製品を異なる価格で投入していること
2種類の大型 iPhone が Apple で検討されていることについては、アジアのサプライチェーンを含む情報筋が証言している、としています。
一方、記事によると、この問題を直接知る人物は「Apple は最後まで製品の仕様を頻繁に変えるので、どのプロトタイプが製品化されるかは分からない」と証言しており、この噂の信ぴょう性はあまり高いとは言えません。
なお、この4.7インチ・5.7インチ液晶を搭載した iPhone は、今秋に発表されると考えられている iPhone 5S とは別のものであるようです。
ちなみに Apple の CEO ティム・クック氏は、4インチよりも大きなサイズの iPhone について、その可能性を否定してはいません。
廉価版iPhoneは6色?発売は来年?
さらに同記事は、廉価版 iPhone のカラーは5〜6色で検討中であること・ボディはプラスチック製であること・発売は来年になるかもしれないことを伝えています。
廉価版 iPhone の価格について、以前から報道されている 350ドル〜400ドル台ではなく、99ドル(日本円で9400円ほど)と報じています。
おそらく1年間・2年間の契約を加えた上での価格と思われます。契約無しでこの価格というのは、製造コストなどを踏まえると考え難いです。
iPhone 5Sは指紋センサー内蔵、ブラック・ホワイトの2色?
同記事は、iPhone 5S は指紋認証センサーを内蔵していること・カラーラインナップはブラックとホワイトの2色になるとも報じています。
iPhone 5S・廉価版iPhoneの試験生産は来月から開始か
記事によれば、来月から iPhone 5S と廉価版 iPhone の試験生産が始まり、8月から量産を開始するとしています。いずれも9月発売を目指しているようです。
組立は iPhone 5S が Foxconnで、廉価版 iPhone は Pegatron で行うようです。
関係者の証言によると、試験生産は6月に始まる予定だったものの、色合いの調整などに手間取って試験生産が遅れたようです。
参考(順不同)
- Apple looking at bigger iPhone screens, multiple colours – sources | Reuters
- Apple said to consider 5.7-inch iPhone and $99 model in several colors | The Verge
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