AppBank の主任です。
Mac Rumors によると、Apple の CEO ティム・クック氏は D11 カンファレンスにおいて、iOS の API をさらに開放していく予定だと発言しました。
API が開放されると、アプリ開発者が iOS 上で実現できる機能が増えます。結果、アプリで出来ることが増え、新たな使い方も可能になるかもしれません。
例えば iOS 4 では、アプリを閉じても音楽の再生を続けたり、位置情報を継続して取得するといった動作が可能になりました。
一方でクック氏は、iOS ユーザーが悪い体験をしないよう、API 開放の段階は調整していくとも話しています。
ここでいう「悪い体験」とは、アプリの動作が不安定になる・iPhone のセキュリティに問題が生じる、といった事態を想定していると思われます。
今後開放される API の内容・時期については明らかにされていません。デザイン変更に注目が集まる iOS 7 ですが、API にも注目しておきたいところです。
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参考(順不同)
- Apple to open iOS for third-party developers(AppleInsider)
- Tim Cook at D11: Apple to Open Up APIs in the Future, but No Chat Heads – Mac Rumors