気になる、記になる…によると、日本では、2段階認証の機能はまだ正式に提供されていないようです。
そのために、2段階認証の設定項目が表示されるユーザーと表示されないユーザーがいると思われます。
また、2段階認証の設定項目が表示されているユーザーであっても、この機能が正しく動作しない可能性があります。
(2013年5月13日8:30追記)
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AppBank の主任です。
Apple ID の2段階認証が日本からも利用できるようになりました。これまではアメリカやイギリスなどでのみ利用できる機能でした。
2段階認証とは ID・パスワードの他に、その時々で生成されるコードを使って認証する方法。手間は掛かりますが、アカウント乗っ取りを防ぐ上で効果があります。
今回ご紹介するのは「下準備編」。なぜかというと Apple ID の2段階認証を利用するには、申し込んでから約3日間は待つ必要があるからです。
下準備の詳しい方法と3日間待たねばならない理由をご紹介いたします。
最近、Apple ID のアカウント情報に重要な変更を加えた方は、こちらの下準備をする必要があります。その理由についても詳しくご紹介します。
また、どういった条件があるのかは不明ですが、現時点でも2段階認証を利用できない Apple ID もあるようです。
(5月11日12:58 追記)
My Apple IDにログインする
My Apple ID を PC のウェブブラウザで開きます。
URL をチェックします。これはフィッシング詐欺などにより、偽サイトに誘導されていないかを確認するために必要です。
【Apple IDを管理】をクリックして、ログインします。
2段階認証の利用を開始する
【パスワードとセキュリティ】をクリック。
「2ステップ確認」の【利用を開始する…】をクリックします。
内容を確認して【続ける】をクリック。
内容を確認して【続ける】をクリックします。
表示される内容を読み、【続ける】をクリックします。
申し込みが完了しました。およそ3日間待つように表示されます。「GMT」はグリニッジ標準時なので、表示されている時間に9時間を加算すると日本の時刻になります。
AppBank では、この後の設定方法もご紹介いたしますが、執筆者が2段階認証の待機期間に入っているため、現時点ではご紹介できません別の記事でご紹介いたします。
待機期間終了後に改めて設定方法をご紹介させて頂きます。
なぜ3日間も待つ必要があるのか?
Apple ID のアカウント情報に重要な変更を加えた場合、一定期間は2段階認証を利用することができません(5月11日12:58追記)。
Apple はこの待機期間を、第三者によって2段階認証が勝手に設定されないようにするための予防措置としています。
待機期間中に、Apple ID に登録されている全てのメールアドレスに確認メールが送信されるので、本来の利用者が2段階認証を設定していなければ気付くはず、という訳です。
また、待機期間が終了してから30日以上が経過すると、新たに待つ必要があります。待機期間が終了したら、速やかに設定するようにしましょう。