西暦が1900年台から2000年になるとき世間を騒がせていた「2000年問題」を覚えているでしょうか。
もしかしたらこんな問題が2038年にまた発生するかもしれません。そしてその影響でiPhoneが使えなくなるかもしれません。
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「2000年問題」とは
2000年問題とは、年数の表現を下2桁だけ管理しているコンピューターが2000年を1900年と勘違いしてしまい、処理を続行できなくなる問題のことです。
(参照:2000年問題とは【Y2K】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典)
また、2000年は400年に一度の特別な「うるう年」です。この処理をしていないプログラムの場合、2月29日がカウントされない問題もありました。
当時、銀行や株式など金融関連、医療機関などの機能停止やミサイルの誤発射があるかもしれないなど様々な噂が飛び交いました。
2038年も再び混乱が起きるかも!?
2000年問題と同様にコンピューターの内部の問題で、現在のシステムでは2038年1月19日3時24分7秒までしか日付をカウントできないそうです。
実際にiPhoneの日付と時刻の設定をみてみると、2038年までしか設定できないようになっています。
今から25年後の話しなので、それまでにきっと対応されるとは思います。
でも、25年後も回線契約を解約したiPhoneをデジカメのように使おうとしたら実は使えなくなってるかもしれません。
25年後、あなたのiPhoneはどうなっているのか、今からリマインダーに登録して「その時」を覚えて置いてみませんか?
詳しいリマインダーの使い方はこちらから。
→【iOS 6】iPhone版リマインダーの使い方。使い勝手が大きく変わりました。