去年「iPhone 4S」を買わなかったので今年は「iPhone 5」を買おう!と決めていたのですが、どうやらまだその時ではないようです。
5になってイロイロとスペックがあがっていて魅力的ではあるのですが、その分、問題も多いようです。だから、まだ買わないことに決めました。
今回は、そのまだ iPhone 5 を買わない7つの理由を紹介します。
1.iOS 6のマップアプリが使えない
「パチンコガンダム駅」や「餃子の王将駅」などで有名なのでもう皆さん知っていると思いますが、iPhone 5に標準搭載されているマップアプリが使えません。
べつに存在しない駅が存在していることが問題じゃないんです。それは笑ってすませられます。
あるはずの建物がないうえにほかの場所に存在していることが問題なんです。
建物の場所が、キロ単位でずれていることがあるんですよ。
一度 iOS 6 を入れたiPhone 4Sでマップアプリを使ってみたのですが、この問題のために着いてもそこには何もないというひどい目に遭いました。
iPhone 5がiOS 5なら良かったのですが、最初からiOS 6がインストールされているのでマップアプリが改善されないかぎりどうしようもありません。
2.アルミボディが傷つきやすい
iPhone 5では本体がガラスプレートからアルミボディになりました。しかし、このアルミボディに傷が入りやすいとの報告が多数あがっています。
もちろん使っていて傷がつくのは当たり前ですが、「アルミの上に塗装しているからハゲやすいのは当たり前」とか「開けたときから本体に傷が入っている(Twitterなどでの傷報告まとめ)」ってのは違うと思うんですよ。
今は初期ロットだからしょうがない面もあるのでしょうが、やっぱり開けたときぐらいはキレイな新品を受け取りたいものです。
ちなみに高橋編集長のコレはやりすぎです→iPhone 5(ブラック)の裏面をカギで強くこするとキズが残ります。
3.iPhone 5の縦長ディスプレイに対応したアプリが少ない
iPhone 5からディスプレイが今までより縦に長くなりました。
表示領域が増えたことに関しては賛否両論ありますが(おもに開発者の方からは悲鳴が)、この縦長ディスプレイに対応したアプリがまだ少ないんです。
そのため、多くの非対応アプリを起動するとディスプレイの上下に黒帯が表示されます。
ブラック&スレートではそうでもありませんが、ホワイト&シルバーモデルで操作してるとかなり目立って見えてしまいます。
ボクはホワイトモデルが欲しいので困ってるんですよね・・・。
iPhoneアプリは数多くリリースされているため、Appleの審査も開発者の方も追いついてないのが現状です。なので主要アプリが対応するまでもうちょっと待ちたいですね。
4.基本料金が高いのにLTEのエリアが狭い
「iPhone 5からLTEに対応!速すぎるゥ!」とアーリーアダプターな方々が盛り上がっていますが、auが「LTEが必要なのは都市部の人」と発言したように地方の人には恩恵が少ないんですよね。とくにエリア的に。
LTEが速いのは分かりますが、これまでの3G回線でも十分に実用レベルでした。
しかもボクのように月に1GBも通信しないようなユーザーだとLTE回線があったとしても使わないんですよ。なのにiPhone 5にはLTEプランしかありません。
使えるエリアが狭いのにそこに約1,000円多い月額料金を払う価値を見出せないんです。
エリアがもっと充実するまで使えないものにお金を払うのは避けたいところです。
5.Lightningコネクタ用のアクセサリが普及してない
iPhone 5からDockコネクタから小型のLightningコネクタになりましたが、やはりまだ出たばかりということもあってアクセサリ類が全然普及していません。
これまでのDockコネクタ向けに作られたアクセサリを使うには変換アダプタが必要ですし、バッテリーを消費してお店や友達から充電用ケーブルを借りようと思っても使えないことも考えられます。
というか、お店においてある充電用ケーブルはdocomo、au、softbankで共有するものが多いので、わざわざiPhone 5でしか使えないものを新たに用意してくれるとは考えにくいんですよね。
認証チップのせいで価格の安い非純正のLightningケーブルもまだ出ていませんし、自宅、外出先、仕事場と使いやすくするためにも早く普及して欲しいところです。
6.キーボードに謎のノイズ線が走る不具合
現在、iPhone 5ではキーボードに原因不明のノイズ線が走る不具合が発見されています。
パスワード入力画面でよく出るらしく、ボクも事務所のメンバーのiPhone 5で確認しました。
ちなみにこのノイズ、スクリーンショットを撮ってもその画像には反映されません。あくまでディスプレイ上のみに現れます。
はたしてソフトウェアの問題なのかハードウェアの問題なのか。これも直して欲しい。
7.カメラで撮った写真に紫色のフレアが入る
画像は「Flaw in iPhone 5 Camera Reveals a Purple Haze [PICS]」より
iPhone 5ではこれまでになかったカメラの新たな問題が発生しているそうです。
それがこの紫のフレア、パープルフリンジです。
iPhone 5のカメラでは画面のなかに明るく光るモノがあるとそのまわりが紫色になる現象が起きています。Apple側は「これは仕様です」と言ってるそうですが、プログラマーじゃあるまいしそんな答えじゃ納得しませんよ。
ソニーのレンズが悪いのかカバーのサファイアガラスが悪いのか内部の画像処理が悪いのか、よく分かりませんがせっかくカメラそのものの性能がアップしているんだから写真もキレイな方が良いです。
まとめ
結局のところ、iOS 6そのものに問題が多いという印象です。不具合が修正されたiOS 6.0.1、もしくはマップ更新でiOS 6.1などが出たときに買うのがストレスなく乗り換えられそうです。
今のiPhone 4、もしくはiPhone 4Sで満足している方はもうちょっとだけ様子を見ることをオススメしますよ!
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