iPhoneで大容量ファイルを転送する時に困った経験はありませんか?
メールが大容量ファイルの送信・受信に対応していなかったり、そもそもファイルが重すぎてメール添付がなかなか完了しなかったり・・・
でも、DropboxのPublic Link機能を使えば、Dropbox内にあるファイルならばiPhoneからサクッと転送できます。また、iPhoneで撮影した動画、GoodReaderなどのアプリに保存されているファイルも、直接メールで送信するよりはかなり楽に転送が可能です。
使う機能は、DropboxのPublic Link機能です。早速ご紹介していきます。
Dropbox内のファイルをPublic Linkで転送する
Dropboxアプリを立ち上げて、転送したい目的のファイルを開きます。開くとファイルのダウンロードが始まりますが、これは無視して、左下のチェーンアイコンをタップします。
【リンクの送信】と【リンクをコピー】を選べます。前者を選ぶと、メールアプリが立ち上がります。このままメールを転送すればOK。受信した人は、メールにある「リンク」から、転送されたファイルをダウンロードできます。
ファイルを添付したりダウンロードする手間が省ける
通常のファイル転送と、Public Linkの最大の違いは、ファイルを添付していない点です。
Public Linkは、Dropboxに置いてあるファイルの「リンク」を相手に送ることで、そこからファイルをダウンロードしてもらう仕組みになっています。ファイルの転送に時間がかかって嫌になった経験のある方は、この機能を活用してみて下さい。
iPhone内のファイルもPublic Linkで転送してみよう
iPhone内のファイルをDropboxにアップロードし、Public Linkを生成して転送することもできます。メール送信先に、大容量ファイルを受信させる負担を軽減したい場合に使えます。
写真をPublic Linkで転送する
Dropboxアプリの【アップロード】をタップ。位置情報送信を【承認】します。
画面下部でアップロード先を選んでから、写真アルバムから写真を選びましょう。まずDropboxに写真がアップロードされます。
そして写真を選択。先ほどと同様に左下のアイコンをタップして【リンクの送信】を選びましょう。
これで終わりです。簡単ですね。
動画をPublic Linkで転送する
同様に、動画もPublic Linkで転送が可能です。
【設定】から、写真とビデオをアップロードする時の品質を選べます。
劣化させたくない場合は【もとの画質】を選んでおきましょう。ただし、、、
Dropboxのアップロードには「180MBまで」という制限があります。
これは、iPhone4Sで動画を撮った場合でいうと、おおよそ1分30秒強になります(もとの画質の場合)。そこまで長い動画の転送は難しいということは覚えておきましょう。
2012年6月14日のアップデートで制限がなくなりました!
詳しくはこちらから → Dropboxのアプリから無料で3GB容量追加できます!写真や動画の自動バックアップが可能になりました。
他のアプリ内の資料もPublic Link経由で転送できます
メールアプリやGoodReader for iPhoneなどのアプリから、Dropboxにファイルを移動させましょう。
これで、他のアプリ内の資料も、Public Link経由で転送できます。
以上です。
とても便利なDropboxのPublic Link、ご活用下さい。
なお、iPhoneでPublic Linkでファイルを受信した時の、ファイルの保存方法は以下です。
Dropboxについて詳しくはこちらから
→ 【保存用】Dropbox の全まとめ。基本機能の使い方解説から、応用まで。
- Public Linkをクリックする(Safariに移動する)
- 【ダウンロード】を選択する
- ファイルがSafari上で開かれる
- 画面上部に【次の方法で開く…】【”Dropbox”で開く】と表示されるので、どちらかを選択して保存
開発 | Dropbox |
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掲載時の価格 | 無料 |
カテゴリ | 仕事効率化 |
容量 | 9.8 MB |
執筆時のバージョン | 1.4.7 |
Dropbox