ちょっとぶっ飛んだ脳汁出まくりのプロモーション動画が秀逸過ぎるTime Ducks、やってみる?
道路を横断する動物たちと奇妙なガイコツのバンド、空間が歪んだような画像処理など、これは何!?
相当怪しい気分でやってみると、意外にまっとうでおもしろい!
一緒に奇妙なパラレルワールドを堪能しよう。
ゲーム( ◞•̀д•́)◞⚔◟(•̀д•́◟ )ファイッ!
こういうプロモーションは正しい!
まずはこの公式動画を見てもらいたい。
サイケデリックでひねくれた雰囲気が伝わるはずだ。
プレイ画面は結構地味なので、実はこういったプロモーション方法は「お!?なんだろう?」と思わされて、うまいなあと素直に感心。
実際プロモーションビデオに誘われてやってみると、意外なほどしっかりしたゲーム内容についついはまってしまううまい戦略だ。
ゲーム内容はというと?
ベースとなっているのは「フロッガー」という古典的ゲーム。
カエルを操作して、車が行き交う道路や丸太の上をうまく通過させて巣に帰すゲームがアレンジされている。
昨年夏には、ニンテンドー3DSから『フロッガー3D』というのもなぜか出てるから、今でも通用するゲームスタイルなのかも。
道路を渡るのはアヒルをはじめとする15種類の動物。
車の種類も30種類ほどありなかなか凝っている。
動物たちは上か下の野原から道路に飛び出してくる。
びっくりマークが出ている場所がそうだ。
動物を移動させるには経路を指でなぞってあげると、その通りに歩いていくんだ。
複雑な操作はなく、動物を選択すると巣の場所が矢印で表示されるからそこに繋がるように線を引けばOK。
基本は動物を指定された場所に誘導するだけだから、車の動きさえ気にしていればそんなに問題はない。
親子ずれのカルガモがちょっとやっかいぐらいかな。
時々、道路の脇にイヌが出没して邪魔をすることがあるがこれもワンタップで撃破できるからそんなに厄介ではない。
とはいえ、接触するとゲームオーバーなので注意は必要だ。
普通のフロッガーにはない要素がおもしろい!
普通のフロッガーはこれまでの要素で終わりだが、今作だけの要素がある。
それは巣に帰った動物がルーレットの目になっている点。
画面上部の3つの四角がそれだ。
この状態だと、アヒル、イヌが揃ってるから次にイヌを倒せばルーレットが揃うぞ。
ただ動物を巣にもどしているだけだとたいした得点にはならないが、ビンゴになる順番で返してあげると高得点を獲得できる。
ビンゴの組み合わせも様々なので、これがある分ついつい続けてしまうぞ!
なお、ビンゴを狙ってると、だいたい全然関係ない動物が登場するので、その動物を寄り道させて、本命を待たなければ行けない。
寄り道の方法は、経路をぐちゃぐちゃと描いて時間稼ぎさせればいいだけなのだが、これが2匹、3匹と待たせようとすると結構大変だ。
そのためにも、時間の早送り、スローを覚えるのが良い。
画面を右にスワイプすると時間が早送りさせる。
この辺のエフェクトはかなり凝っている。
逆に右側にスワイプすると時間が逆戻りして、車が少し戻りだすんだ。
その隙に道路を渡ろう。
高得点を狙いたいけど、リスクも高くなるという簡単なようでいてなかなか悩まされるゲームだ。
アチーブメントの要素も豊富。
やり込み要素は結構くだらないものもあっておもしろい。
例えばタイトル画面でバンドがジョークを言ってるのだが,これを全部聴くとか、10回ルートを変更しろとか・・・かなり豊富に用意されているからそこをやり込むのもおもしろい。
解除すると動物や車の種類が増えるぞ。
また、【Hi-Scores】でランキングの確認も可能だ。
iPad で遊べば昔ながらのゲームセンターで遊んでるようだ
大きな画面とゲームの絵がマッチして不思議な雰囲気がさらにアップ!
ゲームファイター的総括:レトロなデザインの中にキラッと光る要素あり。
ガイコツを使ったメキシコ的なデザインやカントリー風の音楽など、ぱっと見は人を選びそうなゲームだが、やってみるとなかなかおもしろい。
不思議な世界観を楽しめるゲームだ。
開発 | Tough Guy Studios |
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掲載時の価格 | ¥85 |
カテゴリ | ゲーム |
容量 | 27.0 MB |
執筆時のバージョン | 1.2.3 |
Time Ducks