こんにちは、KiDDです。
ウェブ環境における文字やフォントのデザインを考える研究会の記録を掲載した本、言葉のデザイン 2010 オンスクリーン・タイポグラフィを考えるを紹介します。
言葉のデザイン 2010 オンスクリーン・タイポグラフィを考えるは、2010年5月28日から2011年6月1日まで約1年間かけて行われた全8回の研究会を記録したもの。グラフィックデザイナーの原研哉さんと永原康史さんが発起人となり、さまざまな講演者を呼んで「ウェブ環境における日本のタイポグラフィの品質」について議論を深め合ったそうです。
約1年間におよぶ研究会の記録が読めます。
「オンスクリーン」とは「ディスプレイ上」のこと。
ページは下にスライドして読みすすめていきます。
右上のボタンからサムネイル一覧を表示すると1ページごとの長さが分かりやすいですね。
目次一覧です。
もちろんメニューから各ページにジャンプできます。
第1回はウェブ環境のタイポグラフィについて。
ウェブページの制作を行っている「アライアンス・ポート」の山辺さんと小川さんが、オンスクリーンで美しいタイポグラフィを実現するためのサイト設計システムについて解説されています。
ページには動画もあります。
これはリロードするたびにフォントサイズやフォントの種類が変わる、ウェブだからこそできるデザインの解説ページ。
ほかにも新聞っぽく見せる縦書き表示システムも作られたそうです。
なんと「大辞林」アプリでおなじみの物書堂さんも講演されてました!
アプリのレビューはこちら→[神iPad] 大辞林 v2.0: おすすめの「国語辞書」はこれです。iPad の魅力を引き上げます。
新聞やメディアによるウェブ上のタイポグラフィ論もあります。
いろいろと面白いことが書かれているのでウェブで食べている人は読んでみてください。
開発 | Japan Graphic Designers Association Inc. |
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掲載時の価格 | ¥1,200 |
カテゴリ | ブック |
容量 | 358.9 MB |
執筆時のバージョン | 1.0 |
言葉のデザイン 2010 オンスクリーン・タイポグラフィを考える