iPhone 4S 、みなさんはもう入手されましたか?せっかくの新しい iPhone ですからケースを新調したり、iPhone 4 で使っていたケースを付けて傷から守りたいものです。
しかし、iPhone 4S は 4 と見た目は同じでも、実はボタン位置などがわずかに異なるので 4S 対応と明記されていない限り、4 対応ケースでも使えない場合があります。また、ケースを選ぶにしても種類が多く、素材の違いも合わせるとその組み合わせは無数です。
そこで「iPhone 4S のケースを選ぶ時に気をつけたい6つのこと」と題し、iPhone 4 と 4S の違い・使えるケースの見分け方・主なケースの種類・素材などをご紹介します。
ケース選びの参考にしていただければ幸いです。
参考: AppBankでこれまで紹介してきた iPhoen 4S/4 用ケースのまとめページです。
【保存版】おすすめの iPhone 4S/4用ケース・カバーのレビューまとめ。
目次
- 1. iPhone 4 と iPhone 4S は微妙に違う
- 2. iPhone 4S でも使えるケースの見分け方
- 3. ケースの種類
- 4. ケースに使われている素材
- 5. ケースの機能
- 6. イヤホンとの相性
1. iPhone 4 と iPhone 4S は微妙に違う
パッと見、iPhone 4 と iPhone 4S は同じように見えます。サイズは同じです。しかし、着信/サイレントスイッチや音量調整ボタンの位置が微妙に異なるのです。
以下の写真をご覧ください。上が iPhone 4 、そして下が iPhone 4S です。着信/サイレントスイッチが5ミリほど下がっているのが分かります。
また、音量調整ボタンも0.数ミリほど下がっていることが確認されています。
iPhone 4 と iPhone 4S の違いはこの2点だけです。わずかな違いですがほとんどのケースは iPhone 4 のサイズ・ボタン位置にピッタリ合わせた設計なので、iPhone 4 対応ケースでも iPhone 4S では使えない場合があります。
2. iPhone 4S でも使えるケースの見分け方
ベストなのはメーカーが iPhone 4S 対応と謳っているケースを使うことですが、まだ種類が少なく、デザインや機能を考えると 4S 未対応のケースでも使いたいもの。
そこで未対応ケースでも、iPhone 4S で使えるかもしれないものの見分け方をご紹介します。一方で未対応ケースでは iPhone 4S で使用した際に生じる不具合などは保証の対象にはなりません。また、本記事は未対応ケースが iPhone 4S でも使えることを保証するものではありません。あらかじめご了承ください。
着信/サイレントスイッチ部分が開放されているものはおおむね使えます。また、開放部分のサイズが大きなもの、例えば Magpul Executive Field は使用することができます。
一方で Glam Rocka は開放部分のサイズが小さく、バンパーとスイッチが干渉します。
また、スイッチ部分に穴がないもの、あるいは金属・プラスチックパーツなどによって置き換えられるものは iPhone 4 の設計に合わせているので使えない可能性が高いです。こういった iPhone との一体感の高いケースをお求めの方は 4S 対応のケースを購入するのがベストでしょう。
AppBank Store で売れ筋のケースが iPhone 4S でも使えるかどうかは、以下の記事で検証していますので、ぜひチェックしてみてください。
iPhone 4S 対応ケース!? AppBank Store で人気のあるケースを検証してみました。
iPhone 4S 対応ケースはどこで手に入る?
未対応ケースでは当たり外れがあることを考えると iPhone 4S 対応のケースを選ぶのがベスト。AppBank Store で iPhone 4S 対応ケースをぜひチェックしてみてください。
3. ケースの種類
iPhone 4S と4 の違いが分かったところで、次はケースの種類を選びましょう。
ケースと一口に言ってもその種類はさまざま。ここでは主な種類とその特徴、さらにどういった用途に向いているのかをご紹介します。
ケース
iPhone 4S の背面と側面を覆うケース。iPhone 向けのアクセサリとしてはもっとも一般的なもので、さまざまな製品が登場しています。中でも代表的な製品をご紹介します。
エアージャケットセット for iPhone 4S/4
詳しいレビューはこちら。
エアージャケットセット for iPhone 4S/4: 「装着していることを忘れる」ほど薄いケース。
バンパー
iPhone 4 が登場してから確立されたジャンル。4S の側面だけをカバーし、前面と背面の美しい強化ガラスを活かしたデザインが多いのも特徴です。
iPhone を保護するという意味では少し頼りないですが、シンプルなデザインの iPhone 4S にアクセントを持たせるという点で欠かせないアイテムと言えます。
Vapor Pro White Out edition
詳しいレビュー(iPhone 4 でレビューしています)はこちら。
Vapor Pro White Out edition: 息を飲むほど美しい。真っ白な金属製バンパー。
カバー付きケース
前面・背面・側面、つまり iPhone のすべての面を覆うアクセサリです。前面には、横開きあるいは縦開きのカバーが付いており、液晶画面を保護できます。
BookBook for iPhone4
詳しいレビュー(iPhone 4 でレビューしています)はこちら。
BookBook for iPhone4: レトロな洋書になるオシャレなケース。最大4枚のカード収納も可能!!
SGP Leather Case Vintage Edition for iPhone4 Brown Flat
SGP Leather Case Vintage Edition for iPhone4 Brown Flat
スリーブ
袋のようなもので、中に iPhone を収納できます。中に入れたままでは操作できず、使うときには取り出します。iPhone 4S のスリムなデザインはそのままに、持ち歩く時だけしっかり保護したいという時に便利なアクセサリです。
アームバンドスポーツケース
詳しいレビューはこちら。
アームバンドスポーツケース: ランニングやサイクリングに、iPhoneと小銭だけを持参。2ポケットが便利。
BOBLBE-E ANIARA
詳しいレビューはこちら。
BOBLBE-E ANIARA: iPhone の周辺機器を持ち歩くのに便利なガジェットケース。
防水ケース
アウトドア派にピッタリなのが防水ケース。
本格的な防水能力があるケースなら、水中撮影もできます。
Krusell SEaLABox WATERPROOF for iPhone
詳しいレビューはこちら。
Krusell SEaLABox WATERPROOF for iPhone: この薄さは無かった!コンパクトかつ水中撮影も可能な防水ケース!
4. ケースに使われている素材
以上のようにケースには様々な種類があります。また、使われている素材にも様々な種類があり、用途や好みに合わせて絞り込むと、ピッタリのケースが見つけられます。
ここでは様々なケースで使われている素材についてご紹介します。
革(人工革)
適度なグリップ力と心地よい手触りは何ものにも変え難いものがあります。握った時のなじみやすさは他のどんな素材よりも勝っていると言ってもよいでしょう。
使い込むほど色に深みが増したり、変わったりするのも革製ケースの特徴と言えます。
手頃な値段のケースでは革の質感などを再現した人工革を使っています。本物の革ではありません。一方で経年劣化に強かったり、色落ちしにくいなどの特徴があります。
本革を使っているものでも値段の幅は広く、3000円代から購入できます。
例えば AppBank Store では以下のような製品を扱っています。
SGP Genuine Leather Grip for iPhone4 Vintage Brown
Piel Frama iMagnum レザーケース for iPhone 4(Tan)
プラスチック系素材
プラスチック系の素材を使ったケースは軽さ・薄さを重視したものが多く、iPhone 4S 本来の薄さを活かすにはこの素材を使ったケースがピッタリです。
一方でプラスチック系素材のみを使ったケースは衝撃に弱かったり、表面がつるつるとしているので落としやすい、加えてケースに傷が付きやすいという難点があります。
衝撃への弱さはシリコンゴムとの組み合わせなどで解決しているケースもあります。
AppBank Store では以下のような製品を扱っています。
エアージャケットセット for iPhone4S/4(クリア)
Griffin Technology Survivor + Beltclip for iPhone 4 Black
シリコン素材
この素材は柔軟性に優れ、その厚みにもよりますが衝撃への耐性にも優れています。手で持った時も滑りにくく、誤って落としにくいというメリットもあります。
一方でポケットに入れた時に取り出しにくかったり、ホコリなどのゴミがつきやすいという難点もあります。また、一度伸ばしてしまうと元の形に戻らなくなることもあります。
AppBank Store では以下のような製品を扱っています。
iPhone 4S/4 Creatures: Waddler Case, Black
SwitchEasy Colors for iPhone 4 Lime
金属
もっとも耐久性に優れているのは金属を使ったケースです。堅く、落としてもへこむだけでケースとしての機能を果たし続けます。また、その光沢や質感が iPhone 4S のデザインともマッチしており、主にバンパーに使われています。
難点として挙げられるのはその重量です。また、iPhone 4S を金属で包むことになるので、電波の受信感度が悪くなるといった副作用を持ったケースもあります。
AppBank Store では以下のようなケースを扱っています。
CLEAVE ALUMINUM BUMPER for iPhone4 メテオブラック
5. ケースの機能
ケースの中にはスタンドになったり、Suica を入れられたり、ストラップが付けられるものもあります。ここではケース本来の機能とは別の機能を持つものをご紹介します。
trtl stand4 for iPhone4
背面にスタンドとして使うための足が付いているケースです。
詳しいレビュー(iPhone 4 でレビューしています)はこちら。
trtl stand4 for iPhone4: 素材はリサイクルプラスチック!3種類の立て方に対応したスタンド付ケース。
Case-Mate ID Case
Suica などのカードを入れておけるカードホルダー付きケースです。干渉エラー防止シールと合わせて使うと読み取りエラーになることが少なくなり、快適に使えます。
詳しいレビュー(iPhone 4 でレビューしています)はこちら。
Case-Mate ID Case: iPhone4をおサイフケータイのように使う。干渉防止シールとセットでお使いください。
iPhone 4 Leather Case
金属リングにストラップやアクセサリを取り付けられます。丈夫なので長めのストラップを取り付ければ首から iPhone をぶら下げることもできます。
詳しいレビュー(iPhone 4 でレビューしています)はこちら。
iPhone 4 Leather Case: 簡易ストラップ・スタンドにもなる金属リングが便利!PU レザー製ケース。
6. イヤホンとの相性
iPhone で音楽を聴く機会が多い方にとって、ケースを装着してもお気に入りのイヤホンが使えるかどうかは重要な問題です。
そこでイヤホンが使えるかどうかをチェックする方法ですが、こればかりは写真だけでは分かりません。実際に店舗で iPhone にケースを装着して試すのが一番です。
AppBank Store 原宿・AppBank Store 名古屋パルコでは気になるケースを実際に試着できますので、ぜひご来店ください。
写真だけで見分ける方法としては以下の2点が挙げられます。
・イヤホンプラグ用の切り抜きや穴は大きなものか
・ケースの厚みは薄いか
穴が必要最小限に小さかったり、ケースが厚いと太いプラグのイヤホンは使うことができません。
また、ほとんどのケースは iPhone 4S に付属するイヤホンは挿せるようになっています。つまり、プラグの細さや形が付属のイヤホンと近いものは使える場合が多いです。
一方でイヤホンプラグが L 字型のものは要注意。ケースが厚いとプラグを挿した時に干渉して使えない場合があります。
やはり、見た目だけでは確実ではありませんので、実際に試してみるのがオススメです。
最後に
今回ご紹介したもの以外にも様々なケースがあります。デザインも多種多様です。
ぜひ AppBank Store でチェックしてみてください。
AppBankStore:iPhoneやiPad、iPodのケース・アクセサリ通販
こちらは AppBankでこれまで紹介してきた iPhoen 4S/4 用ケースのまとめページです。
【保存版】おすすめの iPhone 4S/4用ケース・カバーのレビューまとめ。