「iPhoneに関する質問に答える!」企画の第5弾です。iPhone 4S が発売し、新しくiPhoneユーザーになった方も一気に増えました。ワクワクしながらiPhoneを使う一方で不安も沢山あるようです。
iPhoneに関するこのような質問をいただきました。
テレビでスマートフォンのウイルスっていう話をしてたんですが、iPhoneってウイルス対策ソフトとか入れなくていいんですか?
アップルの決算発表でもiPhoneはすごい勢いで広がっていることが伝えられていました。
生活を共にするiPhoneだからこそ、しっかり個人情報などセキュリティが気になりますね。
さっそくお答えいたします!
正常に使用しているiPhone でのウイルス感染例は報告されていません。
iPhone のアプリは Android マーケットのように様々な場所から購入できるわけでなく、かならずAppStoreからの購入となっております。
AppStore は Apple がしっかり管理しているため、現在ウイルスが含まれるアプリの報告は上がっておりません。
*脱獄したiPhoneを狙ったウイルスは確認されています。→「iPadもウイルスに感染する」――セキュリティ企業がデモ – ニュース:ITpro
ただ、審査をされているからといって、怪しいアプリをダウンロードすることはおすすめできません。過去に不適切なアプリが審査をすり抜けてしまった例があります。
なんとなく怪しいアプリのダウンロードは控えましょう。
Appleが保証している範囲外では危険がいっぱいです。
「iPhoneを脱獄する」など、iPhone を意図的に改造したり、アプリへの不正なアクセスを行おうとすると危険な道具になってしまいます。
「こういうアプリがあればいいのに」、「こういう機能が iPhone にあればいいのに」という熱い想いはAppleのフィードバックページから要望を提出するか、「こういうアプリはありませんか?」とAppBank編集長にお便りを送ってみてください。
AppleのiPhoneフィードバックはこちらから。
編集長へのお便りはこちらから。ツイート
位置情報や個人情報の取扱には注意しましょう
アプリにウイルスがないからといって、100%安全というわけではありません。
iPhone では位置情報を取得するアプリがあります。
「位置情報を取得することを許可しますか?」のウィンドウが出たら、慎重に考えてから「許可」ボタンを押すようにしましょう。一度許可してしまったアプリでも、設定から取得しないようすることができます。
さらに、ユーザーが同意すれば個人情報を収集することは可能となっています。
長くて読み飛ばしがちの「利用規約」もしっかり読むように心がけましょう。
iPhone に限らずIDやパスワードの管理は慎重に。
iPhone を使っていると利用しはじめる、TwitterやGoogleなど様々なサービスでのIDやパスワードの管理には細心の注意を払いましょう。
パスワードはわかりやすいものを使わない、定期的に変更する、など対策を取りましょう。
それでも心配な方へ…
安全なのはわかったけれど、それでもなんとなく心配…そんなあなたにはVirusBarrierというアプリをオススメいたします。
iPhone では iOS の仕様上、常にウイルスの監視と駆除を行うことができません。
よって、VirusBarrier は疑わしいファイルやウェブサイトを開く前や、Dropboxなどのオンラインストレージ内がウイルスに侵されていないかを定期的にチェックするオンデマンドスキャナとして動作します。
アプリの紹介記事はこちらからどうぞ。
[iPad, iPhone] VirusBarrier: メールの添付ファイル・Dropbox・ウェブサイトのウイルスを検索・駆除!
AppBankでは皆様からの質問、お悩みを募集しております!
iPhoneについて、何かお悩みがありましたら高橋までどうぞ!宛先は以下の通りです!
Twitter: @iTakahashikun
メール: itakahashikun at gmail.com
質問内容はできるだけ詳細にお願い致します。例えば…
- ブラウザを探しています。○○と○○の機能があるものを教えてください。
- ○○と○○を実現できるiPhone用スピーカーを探しています。価格は問いません。
こんな感じで詳しくお願いいたします。
以下のような質問にはお答えすることが出来ません。
- ○○というアプリが全く使えません。解決方法を教えてください。
- オススメのアプリを教えてください。
- JB(脱獄)関係の質問全般。
皆様からよせられた質問、AppBankが全力で解決できるようにがんばります!
よろしくお願いいたします!!