本日iPhone 4S が発売となりました!
au と SoftBank を同じ場所、同じアプリ、同じタイミングで通信速度を計測してみました。
色々なシチュエーションでの通信速度の結果をご報告します。
※ 確認ポイント ※
・計測結果は同じ場所で複数回計測した値を平均した値となります
・測定にはSpeedtestを利用しました
こちらもどうぞ
→名古屋駅周辺で au と SoftBank の iPhone 4S パケット通信速度を比べてみました。
汐留、日テレ前で計測
au:下り 988 Kbit/s 上り 73 Kbit/s
SoftBank:下り 476 Kbit/s 上り 75 Kbit/s
空が狭く見えるほどのビルに囲まれた場所での計測です。
SoftBank、au ともに速度に勢いがありませんでした。若干、au の方が電波の取得が良かった。
JR山手線、有楽町 → 東京間の走行中に計測
au:下り 758 Kbit/s 上り 82 Kbit/s
SoftBank:下り 691 Kbit/s 上り 111 Kbit/s
計測開始直後は au がいい値を出していたのですが、東京に近づくにつれ、勢いが下がってきてしまいました。
平均すると、どちらも同じような速度なのですが、体感では「au の方が早い」と感じました。
東京駅構内で計測
au:下り 604 Kbit/s 上り 86 Kbit/s
SoftBank:下り 102 Kbit/s 上り 5 Kbit/s
絶望的にどちらもつながりが悪いと感じました。それでもauはなんとか耐えられるレベルでの接続でした。
SoftBank は「これは駄目だ」と諦めたくなるほどつながりませんでした。
大崎駅周辺で計測
au:下り 616 Kbit/s 上り 103 Kbit/s
SoftBank:下り 2345 Kbit/s 上り 137 Kbit/s
大崎駅周辺では大きな差がでました。少し動くとすぐに電波状況が変わると感じたのも大崎駅周辺でした。
恵比寿駅ホームで計測
au:下り 955 Kbit/s 上り 109 Kbit/s
SoftBank:下り 559 Kbit/s 上り 108 Kbit/s
空が見えなくもないホームなのに、なぜか電波の悪いことで有名な恵比寿駅ホーム。
やはりスピードはどちらもあまりでませんでした。
恵比寿駅、西側改札前で計測
au:下り 522 Kbit/s 上り 123 Kbit/s
SoftBank:下り 1009 Kbit/s 上り 146 Kbit/s
西口改札前は建物内にあるので、au が巻き返すと予想して計測したのですが、どちらもホームよりスピードが伸びる結果となりました。
神宮前交差点で計測
au:下り 207 Kbit/s 上り 93 Kbit/s
SoftBank:下り 979 Kbit/s 上り 153 Kbit/s
SoftBank 表参道店や KDDIデザインスタジオ、どちらにもいける交差点で測りました。
道が広いのでビルに囲まれたイメージは、あまりありませんが、思ったよりスピードがでなく予想外でした。
銀座三越の3F、奥まった場所で計測
au:下り 2035 Kbit/s 上り 105 Kbit/s
SoftBank:下り 965 Kbit/s 上り 103 Kbit/s
建物の中では au の方が通信が速いようです。ただ、上りにはそこまで違いがでなかったようです。
銀座三越前、歩道で計測
au:下り 1524 Kbit/s 上り 107 Kbit/s
SoftBank:下り 1606 Kbit/s 上り 133 Kbit/s
外に出るとどちらもそこまでの差がありませんでした。
銀座線、銀座駅ホームで計測
au:下り 913 Kbit/s 上り 95 Kbit/s
SoftBank:下り 2825 Kbit/s 上り 165 Kbit/s
測定した後知ったのですが、SoftBank 3G が銀座線で利用可能というサービス案内がありました。
新橋駅の地下街、うどん屋の前で計測
au:下り 1872 Kbit/s 上り 102 Kbit/s
SoftBank:下り 3517 Kbit/s 上り 143 Kbit/s
こちらは地下という屋根のある空間でしたが、SoftBankの方が有利なようでした。
サラリーマンの方がiPhone 片手にうどんを食べるときはSoftBank の方が早いかも!?
汐留、電通下のビルの吹き抜け空間で計測
au:下り 1424 Kbit/s 上り 107 Kbit/s
SoftBank:下り 952 Kbit/s 上り 71 Kbit/s
どちらもなかなか電波の取得が難しい場所と感じましたが、体感的には au の方が早く感じました。
JR新橋駅、山手線ホームで計測
au:下り 913 Kbit/s 上り 95 Kbit/s
SoftBank:下り 2017 Kbit/s 上り 136 Kbit/s
ホームの立つ場所によって大きく変わる可能性がありますが、私が計測したポイントではSoftBank が圧倒的に早かったです。
SoftBank はサラリーマンの味方かもしれない。
JR山手線、浜松町 → 田町の走行中に計測
au:下り 424 Kbit/s 上り 108 Kbit/s
SoftBank:下り 543 Kbit/s 上り 117 Kbit/s
山手線の電車走行中は本当に電波の入りが悪い!どちらも差が体感できるほど違いが出ませんでした。
JR山手線、品川駅ホーム
au:下り 760 Kbit/s 上り 115 Kbit/s
SoftBank:下り 176 Kbit/s 上り 105 Kbit/s
品川駅になにがあった!って突っ込みたくなるぐらい、どちらも電波の取得が悪いエリアがあるようで。
ただ、電波が悪いときの 500 Kbit/s の差は「イライラする」から「諦める」になるレベルの差があると、個人的には感じました。
代々木公園の開放的な場所で計測
au:下り 1249 Kbit/s 上り 113 Kbit/s
SoftBank:下り 1981 Kbit/s 上り 167 Kbit/s
開放的な場所では au の方が強いのかと勝手に思っていたのですが、SoftBank もしっかり速度がでていました。
先入観で「電波ないあたり」というイメージがあったのでしょうか。
原宿竹下通りのオープンカフェで計測
au:下り 775 Kbit/s 上り 70 Kbit/s
SoftBank:下り 2526 Kbit/s 上り 159 Kbit/s
屋根があるエリアであっても、すぐに開けた空間につながる場合、ソフトバンクが強い傾向にあると感じました。
AppBank Store 原宿で計測
au:下り 484 Kbit/s 上り 113 Kbit/s
SoftBank:下り 1997 Kbit/s 上り 138 Kbit/s
原宿にあるAppBank Storeでは、SoftBank の方が電波状況がよいという結果になりました。
東京エリア感想
完全な屋内や、高架下のホーム等、屋根がある閉じた空間では au が早く。反対に道路や公園など、開けた空間の場合SoftBank の方が早い結果となりました。屋内の au, 屋外の softbank だと思います。
また、ここには書きませんでしたが latency, 電波を掴むまでの時間は全ての場所において au の方が3〜5倍早いことが多く(同じ場所もありました)、softbank は体感的にも遅いと感じました。電車の移動中も au の方が安定していました。
あくまでも局地的な計測範囲なので、どれぐらいの差か気になる方のご参考になればと思います。