「宇宙、そこは最後のフロンティア」。この言葉でピンと来た方なら、ご存知のドラマ『スタートレック』の公式 iPad アプリStar Trek PADDがついに登場しました。
しかも劇中に登場した、現代で言うPDA に相当するデバイス「PADD」を再現しているので、インターフェイスは当然 LCARS( TNG 世代)。
タップするたびに再生される操作音や BGM として流れるスキャン音などが雰囲気を盛り上げてくれるだけでなく、StarTrek.com で公開されているデータベース(すべて英語)のビューワーとしても使えます。
データベースを見るだけなのですが、操作している時の様はまさに PADD そのもの。スタートレック好きにはたまらないアプリです。
PADD から 惑星連邦のデータベースにアクセスしてみた
Star Trek PADD の機能をチェック!
起動時の画面。劇中で良く耳にした、様々な操作音が聞こえてきます。
起動が完了すると…
データベースにアクセスできます。例えばピカード艦長の写真をタップすればキャラクタ辞典、NCC-1701-D のイラストをタップすれば艦艇辞典などなど。または画面下のボタンをタップして各辞典に移動することができます。
そのまま何も操作せずに放置しておくと、スクリーンセーバーのような画面が表示されます。劇中のモニタ同様、これらのイラストは点滅したり、表示される文字が変わります。
ワープコアのモニタ!
データベースの使い方は簡単です。興味のある項目を画面下のボタンから探し出してタップします。今回は「SHIPS」(艦艇)から、ジェインウェイ提督のシャトルを探します。
「Admiral Janeway’s Shuttle」を表示したところ。主要諸元まではありませんが、登場したいきさつや主な装備については英語で記載されています。紫色の文字で表示されている部分をタップすると…
その用語を解説するページへとジャンプします。これは我らがジェインウェイ艦長のページを表示しているところ。いくつも写真が収録されていたり、業績がまとめられているなどファンな必読と言えるでしょう。
この他にも異種族のデータベースや…
星などの場所に関する情報、さらには…
様々な現象・医療技術・病気についてのデータベースにもアクセスできます。
さらにスタートレックに出演したキャストの情報に…
転送技術に代表される技術情報も。
もちろん Macintosh も収録。マウスに話しかけるシーンはあまりにも有名です。
気味の悪いガーグ(クリンゴン人の方、ごめんなさい!)に、ドロドロしたカナールという酒などもデータベース化。
各エピソードの解説もあります!
一度見たエピソードも、データベースで見直すと新しい発見があるかも?
スタッフ名鑑。名前の由来がスタッフだった、なんてことも多いのでチェックしておいて損はありません。
スタートレックの公式 Twitter アカウントや Facebook の更新状況もこのアプリからチェックできます。
全文検索にも対応。ソフトウェアキーボードのせいで雰囲気がぶち壊しになっていますが、iPad アプリなので仕方ありません。
LCARS フォントを採用しているのか否かまでは断定できないものの、LCARS のデザイン手法に則ったインターフェイスと上下するグラフや点滅するボタンなどが、劇中に登場した PADD やコンピュータインターフェイスを見事に再現しています。
たまにコミュニケータの呼び出し音が連続で鳴ったりするのが気になるところではありますが、今までの非公式アプリに比べれば珠玉の出来と言えるでしょう。スタートレック好きなら一度は試していただきたいアプリです!
- 販売会社URL:CBS Mobile
- 掲載時の価格:¥450
- エンターテインメント
- 容量: 190.3 MB
- 執筆時のバージョン: 1.0.0
Star Trek PADD