これは、
勉強になる!
青春も
数学も。
もしドラが、ドラッカーの勉強本というよりは青春小説だとしたら、この数学ガールは、青春小説というよりは本気数学本です。こちらは実際に勉強になります。
私は早稲田の理工出身ですが、高校受験中の当時に読んでも、多いに学ぶ所があったと感じる難易度です。参考書の棚においてあっても違和感はありません。大学への数学の隣にあっても良し。
問題集というよりは、数学の本質的を数式を交えながら、小気味よく明らかにしていく短編集。エレガントな解法がたくさん登場するので、読んでいて幸せな気持ちになります。
唯一の心残りは、ビューワーの性能。
横表示だと文字が小さくて読めない(縦表示ならOK)、「しおり」機能がない、章の移動ができない(1ページずつめくる必要アリ)、といった改善ポイントが見受けられました。
では画像と共に解説していきます!
数学ガール!数式が乗っていないページはありません。ところどころ「考えてご覧」というプチ問題が登場します。折角なら考えながら読み進めましょう!(全然進まないけど)
画面をしたにずらすと、ビューワーの機能が出現します。
・明暗の調整(これは重宝!!)
・ページ表示
・戻る
・目次ページに飛ぶ
なお、文字が結構小さいので、本を読む際はiPadを縦に持つとよいでしょう。
さらに画面を下にずらすと、章移動の機能が出現します。
各章のページが表示されており、タップするとその章に移動できます。
ただ、ご覧の通り、全部同じような画像になっており機能していません。
雑誌の時には重宝しそうな機能ですが、本には不向きですね。
横画面表示はこのとおりです。文字が全体的にぼやけており、読むのは少々厳しいです。上下左右の余白を切り取って、文字の部分をもう少し大きく表示してほしいと思いました。
以上です!
数学ガール、いい書籍ですね。ビューワーを改善して頂けたら、他のシリーズ(数学ガール/ゲーデルの不完全性定理、など)も絶対買いますね。本、面白かったです。続きでないかなー!
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